直接アクセスのための IBM DB2 の構成

ACL Analytics サーバー プロファイル経由で IBM DB2 のテーブルへの直接接続を有効にするには、接続をサポートするための DB2 インスタンス、AX Server または AX Engine Node、および ACL Analytics を構成する必要があります。

データベース サーバー

DB2 管理者は次のことを行う必要があります。

  • 適切なユーザーまたはロールに、データベースにアクセスするための CONNECT 権限を付与する
  • 適切なユーザーまたはロールに、アクセスが許可されているテーブルに対する SELECT 権限を付与する

AX Server または AX Engine Node

ACL GRC Analytics Exchange 管理者は次のことを行う必要があります。

  • DB2 ランタイム クライアントをインストールする
  • DB2 ランタイム クライアントをインストールしたサーバーごとに、DB2 のコマンド ラインにより DB2 データベースへの接続を構成する
# ノードをカタログ化します - 構文:
catalog tcpip node <ノード名> remote <ホスト名> server <ポート>
# ノードをカタログ化します - 例:
catalog tcpip node kong remote kong.dev.acl.com server 50000
# ノードにデータベースを追加します - 構文
catalog database <データベース名> as <データベースの別名> at node <ノード名>
# ノードにデータベースを追加します - 例
catalog database sample as kong at node kong
# 接続をテストします - 構文
connect to <データベースの別名> user <ユーザー名> using <パスワード>
# 接続をテストします - 例
connect to kong user acldev using acldev

ACL Analytics

エンド ユーザーまたは ACL GRC Analytics Exchange 管理者は次のことを行う必要があります。

  • AX Server に接続するための正しい情報でサーバー プロファイルを構成する
  • データベース プロファイルを設定する

サーバー プロファイル

AX Client がインストールされると、Analytics Exchange と呼ばれるサーバー プロファイルが作成され、AX Server に接続するために構成されます。 AX Client がインストールされていない場合は、サーバー プロファイルを手動で作成する必要があります。

メモ

サーバー プロファイルはバージョン 4.0 では AuditExchange と呼ばれます。

データベースのプロファイル情報

  • サーバー プロファイル AX Server に接続するために使用されるサーバー プロファイル
  • 種類 DB2
  • ユーザー ID データベースへの接続に使用されるユーザー アカウント
  • パスワード データベースへの接続に使用されるパスワード。 プロファイルへのパスワードの保存を避け、接続するたびにパスワードを入力するには、これを空白にします
  • サービス名 AX Server で構成されている DB2 の別名

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(C) ACL Services Ltd. All Rights Reserved. 2018年10月4日