監査コンテンツの構造化

AX Server は、監査コンテンツを構造化するための現在の方法を再現できるだけの柔軟性を備えているだけでなく、監査コンテンツをさらに構造化する方法を開発するための土台として使用できる基本レベルの構造とセキュリティも備えています。

機能の仕組み

監査人がアナリティクスとテーブルをすばやく簡単に操作できるように、作業ディレクトリ内の監査データへの直接アクセスを許可することができます。 ただし、機密性の高いデータを保護したりプロセスに制御レイヤーを追加したい場合は、ライブラリから作業ディレクトリへのリンクを使って特定のユーザーに個別の読み取り専用アクセス許可を付与することもできます。

例:年度の総勘定元帳の監査

組織が年度の総勘定元帳の監査を請け負い、あなたがデータ スペシャリストで、AX Server 上の監査コンテンツの整理を任されるとします。

オプション 1: 単一のコレクション

作業ディレクトリ内の単一コレクションにおいて、年度の総勘定元帳の監査に関連するすべてのコンテンツを収容できます。 すべての監査人はこの単一コレクションにおいて作業し、項目はすべてスタンドアロン項目になっています。

監査人別に項目を整理するためフォルダーを使用し、必要なフォルダーのアクセス許可を付与します。

オプション 2: リンク項目のある 2 つのコレクション

ライブラリ内の特定のコレクションにおいて、年度の総勘定元帳の監査に関連するすべてのコンテンツを一元管理できます。 次に、作業ディレクトリ内に、すべての監査人用のフォルダーを含む第 2 のコレクションを作成します。

これらのフォルダーには特定の監査人がアクセス許可を必要とするリンク項目を格納しますが、マスター項目はライブラリで管理します。

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(C) ACL Services Ltd. All Rights Reserved. 2018年10月4日