面グラフ
面グラフは、特定の時点で各カテゴリが表す合計の比率を示すことで、履歴データによる傾向や変化を比較します。 複数データの連続を比較する場合は、個別の値ではなく、傾向全体を明らかにします。
この機能を使う状況
経時的に各カテゴリがいかに累計に貢献しているかを示すには、面グラフを使用します。
時系列の関係を代表するという点で、面グラフほど効果的なグラフはほとんどありません。 グラフの面の部分は、軸とデータ ポイント間のスペースでの全体の量または比率を代表します。
ヒント
時系列は、一般的には同等の間隔で、時間順に一覧されている一連のデータ ポイントです。
利用可能な面グラフの種類
次の種類の面グラフが利用できます。
- 標準は経時的な数量の連続を示します。
- 積み上げは、特定の時点で各カテゴリが表す合計の比率を示します。
- 100% 積み上げは、全体の構成要素が経時的にどのように変化するのかを示します。
Y 軸は 100% に拡張します。色付けされた各領域は、全体の一部分を表し、各部分は垂直に積み上げられます。 各色付きの積み上げの高さは、特定の時点でのカテゴリの割合比率です。
例
標準面グラフ
4 年間の期間における集約された売上データを使用して、組織が使用している各出荷方法における出荷コストの傾向を伝える必要があるとします。 そのためには、その期間のコストの傾向を出荷方法別に示す標準面グラフを作成します。
積み上げ面グラフ
4 年間の期間における集約された売上データを使用して、売上全般の比例的傾向を、経時的に顧客のセグメント別に分類して話し合う必要があります。 そのためには、その期間の傾向を示す積み上げ面グラフを作成します。
100% 積み上げ面グラフ
4 年間の期間における集約された売上データを使用して、さまざまな顧客セグメントへの売上が経時的にどのように変化しているかを話し合う必要があります。 そのためには、合計に関して、経時的に各セグメントがどのように実行しているかを示す 100% 積み上げ面グラフを作成します。
データ構成の設定
[構成 ]パネルで[データ]をクリックし、次の設定を構成します。
設定 | サポートされているデータ型 | 説明 |
---|---|---|
X 軸 |
|
グラフの横軸の目盛の基礎データとして使用するフィールド。 |
Y 軸 |
数値 |
グラフの縦軸で表される集約値。 X 軸フィールドのカウント、またはテーブルの異なる数値列の複数の集約値の 1 つを選択することができます。
縦軸の目盛のデータ ポイントの位置は、各線の高さを決定します。 データ ポイントが見つからない場合は、線の高さが補間されるか、または線の高さのギャップが調整されます。 |
色付けの基準 省略可能 |
文字 |
グラフの 3 番目のデータ次元で表されるフィールド。 3 番目のデータ次元を追加すると、積み上げ面で表現されるカテゴリが作成されます。 フィールドの一意の値ごとに、個別の積み上げ面が作成されます。 |
グラフ表示の設定
[構成 ]パネルで[表示]をクリックし、次の設定を構成します。
設定 | 説明 |
---|---|
オプション | |
凡例を表示する | グラフの最上部の凡例を表示または非表示にします。 |
値を表示 | データ ポイントの値を表示または非表示にします。 |
グラフの種類 |
使用する面グラフの種類:
|
補間 |
欠如しているデータ ポイントを処理するため、利用できるデータ ポイントを線で結ぶが、欠如しているデータ ポイントは X 軸に描画しない これを無効にすると、欠如しているデータ ポイントは線で結ばれることがなくなる |
X 軸 | |
ラベルを表示する | X 軸のラベルを表示または非表示にします。 |
Y 軸 | |
ラベルを表示する | Y 軸のラベルを表示または非表示にします。 |
最小 | Y 軸に使用する最小値。 デフォルトでは、グラフは Y 軸データの最小値を使用して、最小値を決定します。 |
最大 | Y 軸に使用する最大値。 デフォルトでは、グラフは Y 軸データの最大値を使用して、最小値を決定します。 |
その他の設定 | |
色 | 色の条件となる次元で各シリーズに割り当てられる色。 |