直接アクセスのための Microsoft SQL Server の構成
Analytics サーバー プロファイル経由で SQL Server のテーブルへの直接接続を有効にするには、接続をサポートするための SQL Server インスタンス、AX Server または AX Engine Node、および Analytics を構成する必要があります。
データベース サーバー
SQL Server 管理者は次のことを実行する必要があります。
- 適切なユーザーまたはロールにデータベースへのアクセス権を付与する
- 適切なユーザーまたはロールにアクセスが許可されているテーブルへの SELECT 権限を付与する
AX Server または AX Engine Node
SQL Server データベースへの ODBC System DSN 接続を、SQL Server 認証または Windows 認証のいずれかを使って作成します。
Analytics
エンド ユーザーまたは Analytics Exchange 管理者は次のことを行う必要があります。
- AX Server に接続するための正しい情報でサーバー プロファイルを構成する
- データベース プロファイルを設定する
サーバー プロファイル
AX Client がインストールされると、Analytics Exchange と呼ばれるサーバー プロファイルが作成され、AX Server に接続するために構成されます。AX Client がインストールされていない場合は、サーバー プロファイルを手動で作成する必要があります。
メモ
サーバー プロファイルはバージョン 4.0 では AuditExchange と呼ばれます。
データベースのプロファイル情報
メモ
SQL Server 認証を使用している場合は、データベースへのアクセス権がある有効な SQL Server の資格情報を入力します。データベースへの接続に Windows 認証を使用している場合には、ここに入力される資格情報は使用されませんが、空白にすることはできません。
- サーバー プロファイル AX Server に接続するために使用されるサーバー プロファイル
- 種類 SQLServer
- ユーザー ID データベースへの接続に使用されるユーザー アカウント
- パスワード データベースへの接続に使用されるパスワード。プロファイルへのパスワードの保存を避け、接続するたびにパスワードを入力するには、これを空白にします
- サービス名 AX Server 上の ODBC データ ソース名(DSN)