AX Client のインストール

AX Client をインストールするには、インストーラーを Launchpad からダウンロードし、AX Server のホスト名を入手して、セットアップ ウィザードを実行します。

インストールの概要

1. 最低要件のチェック：お使いのコンピューターが AX Client のハードウェアおよびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。詳細の参照先 AX Client の要件
2. インストーラーのダウンロード： AX Client のインストーラーを Launchpad からダウンロードします。手順の参照先 Analytics Exchange インストーラーのダウンロード
3. AX Server のホスト名の入手：Analytics Exchange の管理者にサーバーのホスト名をお問い合わせください。

   メモ

   サーバーのホスト名がなくてもプログラムを正常にインストールできますが、サーバーに接続するにはホスト名が必要です。

4. AX Client のセットアップ ウィザードを実行：手順については、AX Client のセットアップ ウィザードを実行を参照してください
5. AX Server への接続：ご使用の AX Client インストールから組織の監査データに接続、アクセスします。手順の参照先 AX Server に接続

Analytics Exchange インストーラーのダウンロード

1. Launchpad（www.highbond.com）にサインインします。組織のシステム管理者は、既に notifications@highbond.com からサインイン情報を受け取っています。Launchpad アカウントにサインインできない場合は、御社のシステム管理者または弊社のサポートにサポートをご依頼ください。
2. ［ダウンロード］をクリックします。
3. Click Analytics Exchange.
4. ［ダウンロードするソフトウェア パッケージを選択してください］と名付けられたリストから、ダウンロードしたいインストーラーを選択します。

   メモ

   すべてのインストールされたアプリケーションは同じエディションを使用する必要があるため、適切なエディション（Unicode または非 Unicode）をダウンロードするようにしてください。

5. ［ダウンロード<バージョン>］をクリックし、アプリケーションのインストールを予定しているコンピューター上にそのインストーラーを保存します。

AX Client のセットアップ ウィザードを実行

1. その他すべての Windows アプリケーションを閉じ、ACLAX<バージョン>_Client_<エディション>.exe を実行します。

   <エディション> には、AX Client の Unicode エディションと非 Unicode エディションのうち、インストールするエディションを指定します。ダウンロードしてインストールする Analytics Exchange アプリケーションが組織に適したエディションであることと、インストールされているすべてのアプリケーションで同じエディションが使用されることが必要です。

   メモ

   システム構成次第では、このインストールによりコンピューターに変更を加えることを許可したいかどうかを確認するよう求められる場合があります。また、インストールに進む前に、管理者ユーザーのパスワードを入力するよう求められることがあります。

2. セットアップ言語を選択し、［OK］をクリックします。
3. ［セットアップの展開場所］ページで、［インストール先フォルダー］の内容を選択し、［インストール］をクリックします。

   デフォルトのインストール/展開先フォルダーは、Windows の Program Files フォルダーまたは Program Files (x86) フォルダー（64 ビット コンピューターの場合）にある ACL Software\Installers\ACLAX<バージョン>_Client_<エディション> です。

   セットアップ ファイルは、指定した展開先フォルダーに展開されます。ファイルが展開された後、セットアップ ウィザードが自動的に開始されます。何らかの理由でセットアップ ウィザードが自動的に開始しない場合は、エクスプローラーを使ってセットアップ ファイルが抽出されたフォルダーへ移動し、setup.exe をダブルクリックします。

4. ［ようこそ］ページで、［次へ］をクリックします。
5. ［使用許諾契約］ページで、"使用許諾契約の条項に同意します" を選択して、［次へ］をクリックします。
6. ［インストール先フォルダーと設定］ページで次を実行します。
   1. AX Client がインストールされるデフォルトのインストール先フォルダーを変更する必要がある場合は、［変更］をクリックし、目的のフォルダーを選択します。デフォルトのインストール先フォルダーは、C:\Program Files (x86)\ACL Software\Analytics Exchange Client です。
   2. ［サーバー アドレス］で、組織での AX Server のインストールが配置されているサーバーのホスト名を入力します。例：ax.abc.com

      セキュリティ証明書のエラーが発生しないように接続を行うには、入力するホスト名が SSL セキュリティ証明書に指定されたホスト名と一致している必要があります。ホスト名が不明な場合は、Analytics Exchange アカウント管理者にお問い合わせください。代わりにサーバーの IP アドレスを入力することもできますが、セキュリティ証明書のエラーが発生するため、お勧めできません。

      メモ

      インストール時に AX Server のホスト名がわからない場合は、空白のままにしておいてもかまいません。AX Client を初めて起動する場合は、ホスト名を指定するよう求められます。

   3. Analytics Exchange アカウント管理者に特に指示された場合を除いて、［ポート］の番号はデフォルト値である 443 のままにしておきます。
   4. ［次へ］をクリックします。
7. ［セキュリティ証明書のインポート］ページで以下の手順を行い、［次へ］をクリックします。
   • AX Server にインストールされたデフォルトの自己署名セキュリティ証明書を自動的に信頼する場合は、［自己署名済み証明書を信頼する］を選択します。
   • 認証局（CA）から購入した証明書など、追加の証明書をインポートする場合は、［セキュリティ証明書のインポート］を選択し、［カスタム証明書の追加］をクリックします。

     ローカル マシン上の証明書ファイルを参照し、［開く］をクリックします。リストから選択したすべての証明書を削除するには、［クリア］をクリックします。

     複数の証明書ファイルをインポートする場合は、各証明書ファイルのベース名が一意でなければなりません。ファイル名が一意でなければならない理由は、AX Client インストーラーの鍵ストア内でファイル名が証明書の別名として使用されるためです。

   メモ

   自己署名証明書と CA が発行する証明書は両方とも、AX Server とクライアント アプリケーション間で転送されるデータに第三者が簡単にアクセスできないことを保証します。が、CA 証明書を購入すると、独立した信頼性のある証明機関によってサーバーのさらなる信頼性が確認されます。

   使用する証明書が不明の場合は、Analytics Exchange アカウント管理者にお問い合わせください。

8. ［インストール］をクリックします。セットアップ ウィザードが完了したら、［完了］をクリックします。

AX Server に接続

1. AX Client を起動します。
2. ［オプション］ダイアログ ボックスの［サーバー］ページが表示されたら、管理者から提供された［サーバー アドレス］を入力し、［OK］をクリックします。

   IPアドレスではなくサーバーのホスト名を使用してください:

   

   メモ

   [オプション] ダイアログ ボックスが表示されるのは、AX Client のインストール時に AX Server のサーバー アドレスを入力しなかった場合に限られます。ダイアログ ボックスで、特に指示された場合を除き、［ポート］の番号はデフォルト値である 443 のままにしておきます。

3. アカウント情報を入力する必要がある場合は、接続ビューが表示されます。［ユーザー名］と［パスワード］に入力し、［サインイン］をクリックします。

   ユーザー アカウント	資格情報の形式
   デフォルトのドメイン アカウント	ユーザー名
   非デフォルトのドメイン アカウント	domain\username
   AX Server がインストールされているローカル　Windoes アカウント	computerName\username

   AX Server に接続できない、またはエラー メッセージがある場合は、正しいサーバー アドレスとポートを入力したことを確認します。問題が解決しない場合は、Analytics Exchange 管理者にお問い合わせください。