分析アプリのパッケージ化
分析アプリ ウィンドウまたは AX Server でアナリティクス スクリプトを実行するには、パッケージ化された分析アプリ(.aclapp ファイル)を作成します。Analytics プロジェクトを新しい .aclapp ファイルにパッケージ化するか、Analytics プロジェクトを既存の分析アプリ(.aclx ファイル)とマージし、既存の解釈を含めます。
メモ
Analytics プロジェクト内の少なくとも 1 つのスクリプトにアナリティクス ヘッダーが含まれていれば、そのプロジェクトを分析アプリとしてパッケージ化することができます。分析アプリをパッケージ化する前に、分析アプリ内の各アナリティクスのアナリティクス ヘッダーを確認してください。
パッケージ化された分析アプリを使用する理由
分析アプリ ウィンドウ ユーザーへの配布
.aclx ファイルを抽出して分析アプリ ウィンドウでないようを開けるユーザーにプロジェクトを配布するために、パッケージ化された分析アプリを使用します。
分析アプリ ウィンドウで、分析スクリプトを実行し、テーブルとアナリティクス結果に基づいて解釈を作成できます。
AX Server へのインポート
AX Server へのインポート対象として Analytics プロジェクトを準備するには、パッケージ化された分析アプリを使用します。プロジェクトのアナリティクス スクリプトとともにインポートするテーブルとデータ ファイルを選択できます。
パッケージ化された分析アプリ(.aclapp)を使用して、既存の解釈をインポートできます。既存の分析アプリ(.aclx)内の解釈を追加するには、Analytics プロジェクトをパッケージ化し、このパッケージ化された分析アプリ(.aclapp)をプロジェクト フォルダーの既存の .aclx ファイルとマージする必要があります。
メモ
既存の分析アプリ(.aclx ファイル)を使用するときには、Analytics プロジェクトの内容が優先されるため、.acl ファイルに存在しない .aclx にスクリプトまたはテーブルは、結果のパッケージ化された分析アプリ(.aclapp ファイル)に追加されません。
ファイル サイズ制限
パッケージ化された分析アプリを正常に使用するには、分析アプリをパッケージ化する前に、パッケージに含まれるすべてのファイル サイズの合計が 800 MB を超えていないことを確認する必要があります。パッケージ化されたファイルがこの組み合わせられたサイズを超える場合、分析アプリを解凍するときにデータ ファイルが破損する可能性があります。
新しい分析アプリをパッケージ化する
- Analytics で、ナビゲーターの[総覧]タブでプロジェクト エントリを右クリックし、[分析アプリのパッケージ化]を選択します。
Analytics プロジェクトは、ツリー ビューにおける最上位のフォルダーです。
- [テーブルの選択]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
- 分析アプリに 1 つ以上のプロジェクト テーブルと、関連するデータ ファイルを含めたい場合は、そのテーブルと含めるデータ ファイルを選択します。
メモ
通常は、分析アプリ内の 1 つ以上のアナリティクスが必要とする静的なテーブルとデータ ファイルのみ、たとえば、業者マスター テーブルや商業カテゴリ コードの一覧などを含める必要があります。
- [転送先]をクリックし、パッケージ化した分析アプリを保存したい場所に移動します。
- [名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで、.aclappファイル拡張子のファイル名を入力して[保存]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 分析アプリに 1 つ以上のプロジェクト テーブルと、関連するデータ ファイルを含めたい場合は、そのテーブルと含めるデータ ファイルを選択します。
結果 パッケージ化した分析アプリが、指定した場所に保存されます。他のユーザーは、この場所からパッケージ化された分析アプリを取得することができます。あるいは、電子メールや他の適切な方法でそれを配布することもできます。このファイルは AX Server にインポートすることもできます。
分析アプリを解釈でパッケージ化
- インポートする解釈を含む分析アプリ(.aclx ファイル)がコンピューターの Analytics プロジェクト フォルダーにあり、Analytics プロジェクト(.acl ファイル)と同じファイル名を使用していることを確認します。
- Analytics で、ナビゲーターの[総覧]タブでプロジェクト エントリを右クリックし、[分析アプリのパッケージ化]を選択します。
Analytics プロジェクトは、ツリー ビューにおける最上位のフォルダーです。
- [テーブルの選択]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
- 分析アプリに 1 つ以上のプロジェクト テーブルと、関連するデータ ファイルを含めたい場合は、そのテーブルと含めるデータ ファイルを選択します。
メモ
通常は、分析アプリ内の 1 つ以上のアナリティクスが必要とする静的なテーブルとデータ ファイルのみ、たとえば、業者マスター テーブルや商業カテゴリ コードの一覧などを含める必要があります。
- 省略可能。既存の分析アプリから解釈を含めるには、[解釈を含める]を選択します。
新しいパッケージに存在しないテーブルまたはスクリプトに関連付けられた解釈は含まれません。
- [転送先]をクリックし、パッケージ化した分析アプリを保存したい場所に移動します。
- [名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで、.aclappファイル拡張子のファイル名を入力して[保存]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 分析アプリに 1 つ以上のプロジェクト テーブルと、関連するデータ ファイルを含めたい場合は、そのテーブルと含めるデータ ファイルを選択します。
結果 パッケージ化した分析アプリが、指定した場所に保存されます。他のユーザーは、この場所からパッケージ化された分析アプリを取得することができます。あるいは、電子メールや他の適切な方法でそれを配布することもできます。このファイルは AX Server にインポートすることもできます。