共有データ フォルダーの構成
AX Server からの別々のサーバーでデータ ファイルを保管したり、1 つまたは複数のサーバー上の AX Engine Node をサポートするには、共有フォルダ-を通じて AX Server データ ファイルへのアクセスを提供する必要があります。
共有データ フォルダーの使用
共有データ フォルダーについて共通する使用事例が 2 つあります。
- 外部データ ストレージデータ ファイルは、ハード ディスクの空き領域が多いサーバーやネットワーク上のファイル サーバーに格納することができます。
- AX Engine Node のインストールでは、アナリティクス サーバーと AX Server がデータ ファイルにアクセスできるように、共有フォルダ-が必要になります。
共有フォルダ-の場所
共有フォルダーは、\\ComputerName\SharedFolder の書式で Windows UNC パス経由でアクセス可能でであり、共有 Windows フォルダーまたはストレージ エリア ネットワーク(SAN)のいずれかに配置される必要があります。
必要なフォルダーのアクセス許可
AX Server と各 AX Engine Node で TomEE アプリケーション サーバー サービスを実行するために使用される Windows ユーザー アカウントは、このフォルダーに対する読み取りおよび書き込みのアクセス許可を持っている必要があります。
Analytics を使って AX Server テーブルにアクセスするユーザーは、このフォルダーに対する読み取りアクセス許可を持っている必要があります。
Windows 2008 における共有フォルダーの構成
- Windows エクスプローラーで、共有したいフォルダーを右クリックし、[共有]を選択します。
- [ファイルの共有]ダイアログ ボックスで、フォルダーの共有相手となるユーザーまたはグループを選択します。
- 個々のユーザーまたはグループに割り当てられているアクセス許可を確認します。アクセス許可を変更したい各エントリの横のドロップダウン リストをクリックし、適切なアクセス許可を選択します。
- [共有]をクリックし、[完了]をクリックします。