Analytics Exchange 用 ACL コネクターのセキュリティ証明書のインストール

Analytics Exchange 用 ACL コネクターは、クライアント コンピューターと AX Server 間の接続でセキュア ソケット レイヤー(SSL)暗号化をサポートします。SSL が有効になると、コネクターは OpenSSL を使用して、クライアント コンピューターとサーバー間のネットワーク接続全体で転送されるすべてのデータを暗号化します。

証明書を使用して SSL を構成するには、サーバー コンピューターで SSL 証明書のセットを生成する必要があります。SSL 接続では次の証明書タイプのいずれかを生成できます。

  • 自己署名証明書
  • 認証局(CA)証明書

はじめに

OpenSSL をダウンロードしてインストールし、openssl.exe 実行ファイルのパスを PATH 環境変数に追加します。

メモ

多くのオープン ソフトウェア プロジェクトのように、OpenSSL プロジェクトはバイナリ形式でコードを配布しません。代わりに、プロジェクト ソースコードをダウンロードし、バイナリを作成するか、サードパーティ ソースからオペレーティング システム用に配布されるバイナリを見つけます。

詳細については、OpenSSL のドキュメントを参照してください。

自己署名のための SSL 証明書の生成

OpenSSL を使用して、サーバー コンピューターで鍵ファイルおよび証明書ファイルを生成します。商業証明書を購入する必要がないときに、自己署名証明書は開発またはテスト中に便利です。

認証局(CA)を使用して SSL 証明書を生成する

自己署名証明書のように、認証局(CA)証明書は、サードパーティが簡単に接続にアクセスできないことを保証します。ただし、CA 証明書はさらなる信頼を提供します。独立した信頼できる認証局はサーバーの認証を検証するためです。

SSL 証明書の配布

自己署名または CA 証明書を生成すると、配布できる SSL 証明書の完全なセットがあります。

  • CA-cert.pem ファイル認証局証明書を使用して SSL 経由で Analytics Exchange 用 ACL コネクターに接続するクライアントが必要です
  • サーバー鍵ファイル(server-key.pem)とサーバー証明書ファイル(server-cert.pem) SSL を有効にする場合に、AX Server で Analytics Exchange 用 ACL コネクター インストーラーを実行するときに必要です