ユーザーの管理
管理者ロールを持つユーザーは、AX Server へのユーザーの追加、ユーザー ロールの変更、クライアント アプリケーションへのアクセス許可が不要になったユーザーの削除を行うことができます。
ユーザーの追加
メモ
ユーザーを追加すると、ライセンスを供与できる AX Server または AX Web Client ユーザー数の上限を超える場合は、ライセンスを空けるためにその他のユーザーからアクセス許可を削除するか、または追加ライセンスの購入手順を Galvanize までお問い合わせください。
- メニューから [ ] を選択します。
- [ユーザーの管理] ダイアログ ボックスで [追加] をクリックし、新しいユーザーのユーザー名を入力して、[追加] をクリックします。
ユーザー名は、ユーザーの Active Directory またはローカルの Windows アカウントにあるとおりに入力する必要があります。
メモ
AX Server 用に指定されたデフォルトのドメインでない Active Directory ドメインに属するユーザーを追加したい場合は、アカウントが属するドメインをt: <ドメイン 名>\<ユーザー名>
の書式で指定する必要があります。ユーザーがユーザーの管理ダイアログ ボックスのリストに追加、保存されます。
- 省略可能。コレクションおよびフォルダーのアクセス許可をユーザーに付与するには
- [ユーザーのアクセス許可の管理]ダイアログ ボックスの左側からコレクションを選択し、右矢印をクリックします。
ヒント:
複数のコレクションを選択する場合は、Ctrl キーを押しながらクリックします。
コレクションがダイアログ ボックスの右側の[コレクション/フォルダー]列に移動されます。この列に列挙されているコレクションおよびフォルダーのアクセス許可を構成できます。
- 選択した各コレクションへの "読み取り専用" アクセス許可または "フル" アクセス許可を付与します。
メモ
ユーザーに対して[読み取り専用]および[フル]をオフのままにしておいて、後でアクセス許可を付与することもできます。ユーザーは、コレクションおよびそれに含まれる、親コレクションからアクセス許可を継承する全フォルダーの[アクセス許可]タブのユーザー一覧に追加されますが、そのコレクションとフォルダーは、ユーザーの Server Explorer ツリー ビューでは表示もアクセスもできません。
- 省略可能。各フォルダーのアクセス許可を構成するには、各コレクションを展開して、必要なアクセス許可を構成します。
- 無効になっているフォルダーのアクセス許可は、親コレクションから継承されたアクセス許可を示しています。
- 有効になっているフォルダーのアクセス許可は、親コレクションに関係なく構成できるアクセス許可を示しています。
継承されたアクセス許可の詳細については、を参照してください。
- [OK]をクリックします。
メモ
ユーザーを AX Server の管理者ロールに割り当てる場合は、[キャンセル] をクリックします。AX Server 管理者ロールに割り当てられたユーザーには、AX Server のすべてのコレクションおよびフォルダーに対する "完全なアクセス許可" が自動的に割り当てられます。
- [ユーザーのアクセス許可の管理]ダイアログ ボックスの左側からコレクションを選択し、右矢印をクリックします。
- [ユーザーとロールの割り当て]リストで、 次の任意のロールを割り当てます。
管理者
Core Client アクセス
Web Client アクセス
メモ:組織で使用している AX Server のライセンスの種類によっては、AX Web Client へのアクセス許可を付与できない場合があります。詳細については、『Analytics Exchange Server Admin Guide』を参照してください。
- ユーザーとロールの割り当てを保存するには、[ユーザーの管理]ダイアログを開いて、右下隅の[保存]をクリックします。
ユーザーへのロール割り当ての変更
一般的なシナリオおよび影響
- ユーザーに管理者ロールを割り当てる ユーザーには、すべてのコレクションおよびフォルダーへの完全なアクセス許可が付与されます。
- ユーザーから管理者ロールを削除する ユーザーは完全なアクセス許可を失い、管理者ロールを割り当てられる前に明示的に付与されていたすべてのアクセス許可を再度持つようになります。
- ユーザーから AX Client へのアクセス許可を削除するが、ユーザー リストにはユーザーを保持し続ける ユーザーは AX Exception へのアクセス許可については保持します。また、AX Client にユーザーを復帰させる場合には、任意のコレクションまたはフォルダーへのアクセス許可も再度付与されます。
- ユーザーに対し、AX Web Client へのアクセス許可を付与または削除する ユーザーは AX Web Client にログインできるようになるか、またはログインできないようになります。
ユーザーへのロール割り当ての変更
- メニューから [管理 > ユーザー] を選択します。
- 省略可能。ユーザーのロールを変更するには、ユーザーの横にある "管理者" または "ユーザー" を選択します。
この両方のチェック ボックスをオフにすると、ユーザーは AX Client にはログインできなくなりますが、ユーザー リストには保持されます。後日、そのユーザーを復帰させるには、そのロールを選択します。
- 省略可能。ユーザーに対し、AX Web Client へのアクセス許可を付与するか、または取り消すには、ユーザー名の横にある [Web Client アクセス] をオンまたはオフにします。
- ユーザーへの新しい割り当てを保存して [ユーザーの管理] ダイアログを閉じるには、[保存] をクリックします。
結果 [保存] をクリックすると、直ちにユーザーのロールが変更されます。
ユーザーの削除
管理者は、AX Server から、他の管理者を含むすべてのユーザーを削除できます。削除したユーザーは AX Server データベースおよび AX Exception から削除されますが、それらのユーザーの Active Directory アカウントやローカルの Windows アカウントは削除されません。
また、削除したユーザーのコレクションおよびフォルダーへのアクセス許可は削除され、このユーザーを後で再度追加した場合でも再度付与されることはありません。ユーザーを一時的に削除し、復帰時にアクセス許可を再度付与する手順については、ユーザーへのロール割り当ての変更を参照してください。
注意
管理者は、AX Server データベースから自身を削除することもできます。[削除] をクリックする前に自身のユーザー選択内容を再確認してください。
ユーザーの削除
- メニューから [管理 > ユーザー] を選択します。
- [ユーザーの管理]ダイアログ ボックスで[削除]をクリックします。
- 削除するユーザーを選択し、[削除] をクリックします。
選択した 1 人または複数のユーザーが削除されます。
- [ユーザーの管理] ダイアログを閉じるには、[保存] をクリックします。
- ユーザーを削除したら、スケジュール済みのジョブを編集し、ユーザーがスケジュールしたいずれかのアナリティクスまたはアナリティクス チェーンを再スケジュールする必要があります。
- [表示 > ジョブの状態]を選択し、[ジョブの状態]ペインで、[スケジュールされたアナリティクスのジョブ]をクリックします。
- [スケジュールされたアナリティクスをすべて表示する]をクリックし、次に[スケジュール者]列でテーブルを並べ替えます。
- スケジュール済みの各ジョブについて、ジョブを選択し、[編集]をクリックし、次にスケジュールをリセットしてから、[スケジュール]をクリックします。