クライアント アプリケーションの接続の検証

ローカル ユーザーおよび任意のリモート ユーザーが、AX Server および AX Engine Node の任意のインスタンスをインストールした後に、AX Client、Analytics、AX Web Client を使って AX Server に接続できることを確認します。

前提条件

ユーザーが接続元として使用する場所で、次を実行します。

  • AX Client のインストール
  • Analytics のインストール

アプリケーション接続の確認

確認:

詳細

AX Client を起動し、AX Server に接続します。

ログインできない場合は、次の設定を確認してください。

  • ログインに使用しているユーザー アカウントが、AX Server 用に指定されたデフォルトの Active Directory ドメインに属さない場合は、ログインするときにそのドメインを指定する必要がある。たとえば、「ドメイン名\ユーザー名」と指定します。

  • オプション]ダイアログ ボックスで指定された[サーバー]設定が、AX Server で必要とされる設定に一致している必要がある。

  • AX Client が実行されているクライアント コンピューターにファイアウォールが存在する場合は、必要なポートが送信の通信用に開いている。

    デフォルトでは、必要なポートは 443(Tomcat Connector HTTPS)です。Analytics を使用する場合には、ポート 10000 (AX Connector) も開いている必要があります。

AX Server にソース データ ファイルが保管されているテーブルを AX Server から AX Client にエクスポートします。Analytics でテーブルを開きます。

  1. このテーブルを選択する際、データ ソース プロパティ に "データ ソースは Analytics Exchange Server で管理されています" と指定されていることを確認します。

  2. エクスポート]ダイアログ ボックスで、[エクスポートしたファイルで作業しますか]がオン、[選択した定義と一緒にデータ ファイルをエクスポートしますか]がオフ(ともにデフォルト設定)になっていることを確認します。

  3. サーバー プロファイルのパスワードを入力した後、Analytics でテーブルを開くことができる場合は、AX Connector が適切に構成されています。

  4. サーバー テーブルを開くことができない場合は、必要と思われる追加のセキュリティ構成を実行する手順について、AX Connector サービスへのアクセス許可の割り当てを参照してください。

Analytics プロジェクトまたはアナリティクスを AX Server にインポートする際に、[ ソース データ ファイル(.fil ファイル) をインポートする]をオンにすると、プロジェクト内のすべてのテーブルはサーバー テーブルに変換され、関連する Analytics データ ファイル(.fil)が AX Server にコピーされます。サーバー テーブルには AX Connector を使ってアクセスします。

AX Client で、[ヘルプ > オンライン ヘルプ]を選択してヘルプ システムを起動します。

クライアント コンピューターからの HTTP 要求がプロキシ サーバーにリダイレクトされると、ヘルプ システムへのアクセス試行が失敗する場合があります。プロキシ サーバーの正しい IP アドレスとポートを指定するには、AX Client がインストールされているフォルダーにある ACLAnalyticsExchange.ini ファイルに、次の 2 行を追加します。デフォルトの場所は、C:\Program Files\ACL Software\ACL Analytics Exchange Client です。

-Dhttp.proxyHost=<プロキシ サーバーのホスト名または IP>

-Dhttp.proxyPort=<プロキシ サーバーのポート>

例:

-Dhttp.proxyHost=192.168.5.190

-Dhttp.proxyPort=3128