AX Server にインポートするために分析アプリをパッケージ化する

AX Server でアナリティクス スクリプトを実行するには、Analytics プロジェクトを分析アプリ（.aclapp ファイル）にパッケージ化します。

AX Server へのインポート

AX Server へのインポート対象として Analytics プロジェクトを準備するには、パッケージ化された分析アプリ（.aclapp）を使用します。プロジェクトのアナリティクス スクリプトとともにインポートするテーブルとデータ ファイルを選択できます。

既存の解釈のインポート

パッケージ化された分析アプリ（.aclapp）を使用して、既存の解釈をインポートできます。既存の分析アプリ（.aclx）内の解釈を追加するには、パッケージ化された分析アプリ（.aclapp）の作成中に、Analytics プロジェクトを既存の .aclx ファイルとマージします。

ファイル サイズ制限

パッケージ化された分析アプリを正常に使用するには、分析アプリをパッケージ化する前に、パッケージに含まれるすべてのファイル サイズの合計が 800 MB を超えていないことを確認する必要があります。パッケージ化されたファイルがこの組み合わせられたサイズを超える場合、分析アプリを解凍するときにデータ ファイルが破損する可能性があります。

新しい分析アプリをパッケージ化する

1. Analytics で、ナビゲーターの［総覧］タブでプロジェクト エントリを右クリックし、［分析アプリのパッケージ化］を選択します。

   Analytics プロジェクトは、ツリー ビューにおける最上位のフォルダーです。

2. ［テーブルの選択］ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
   1. 分析アプリに 1 つ以上のプロジェクト テーブルと、関連するデータ ファイルを含めたい場合は、そのテーブルと含めるデータ ファイルを選択します。

      メモ

      通常は、分析アプリ内の 1 つ以上のアナリティクス スクリプトが必要とする静的なテーブルとデータ ファイルのみ、たとえば、業者マスター テーブルや商業カテゴリ コードの一覧などを含める必要があります。

   2. ［転送先］をクリックし、パッケージ化した分析アプリを保存したい場所に移動します。
   3. ［名前を付けて保存］ダイアログ ボックスで、ファイル拡張子 .aclapp のファイル名を入力して［保存］をクリックします。
   4. ［OK］をクリックします。

結果 パッケージ化した分析アプリが、指定した場所に保存されます。このファイルは AX Server にインポートすることができます。

既存の解釈で分析アプリをパッケージ化

1. 次のファイルがコンピューターの同じフォルダーにあること、名前が同じであることを確認します。
   • Analytics プロジェクト ファイル（.acl）
   • インポートする既存の解釈を含む分析アプリ ファイル（.aclx）

     

2. Analytics で、ナビゲーターの［総覧］タブでプロジェクト エントリを右クリックし、［分析アプリのパッケージ化］を選択します。

   Analytics プロジェクトは、ツリー ビューにおける最上位のフォルダーです。

3. ［テーブルの選択］ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
   1. 分析アプリに 1 つ以上のプロジェクト テーブルと、関連するデータ ファイルを含めたい場合は、そのテーブルと含めるデータ ファイルを選択します。

      メモ

      通常は、分析アプリ内の 1 つ以上のアナリティクス スクリプトが必要とする静的なテーブルとデータ ファイルのみ、たとえば、業者マスター テーブルや商業カテゴリ コードの一覧などを含める必要があります。

   2. 省略可能。既存の分析アプリから解釈を含めるには、［解釈を含める］を選択します。

      新しいパッケージに存在しないテーブルまたはスクリプトに関連付けられた解釈は含まれません。

   3. ［転送先］をクリックし、パッケージ化した分析アプリを保存したい場所に移動します。
   4. ［名前を付けて保存］ダイアログ ボックスで、ファイル拡張子 .aclapp のファイル名を入力して［保存］をクリックします。
   5. ［OK］をクリックします。

結果 パッケージ化した分析アプリが、指定した場所に保存されます。このファイルは AX Server にインポートすることができます。