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aclDatabase.xml

Analytics Exchange データベースの構成情報を保管します。Analytics Exchange サービスが開始されると、このファイルが暗号化されます。

このファイルにおける設定の変更の詳細については、aclDatabase.xml 構成ファイルを参照してください。

構成ファイルは XML ファイルであるため、XML タグ内に追加できない文字(<、>、&、”、または ’)をパスワードに含める場合は、特殊文字を使用する必要があります。このような文字を含むパスワードを AX Server アプリケーションで読み取らせるには、パスワードを CDATA タグでラップする必要があります。たとえば、 "pa&&word" を指定する次のような標準的構文は、このアプリケーションでは正しく読み取られません。

<entry key="password">pa&&word</entry>

アプリケーションが読み取ることのできる形でパスワードを指定するには、次のように入力する必要があります。

&lt;entry key="password"&gt;<![CDATA[pa&&word]]>&lt;/entry&gt;

ファイルの設定

プロパティ 説明

username

Analytics Exchange データベースの接続に必要なユーザー名。

password

Analytics Exchange データベースへの接続に必要なパスワード。

host

Analytics Exchange データベースが置かれているサーバーのホスト名または IP アドレス。

port

Analytics Exchange データベース サーバーへ接続するのに使用するポート。PostgreSQL のデフォルト値は 5432 です。Oracle の場合には、非 SSL のデフォルト値は 1521、SSL のデフォルト値は 2482 です。

database

Analytics Exchange エータベースの名前。

driver

データベースへ接続するのに使用するデータベース ドライバー。PostgreSQL の場合は、jdbc:postgresql が必須の値です。Oracle の場合は、jdbc:oracle が必須値です。

ssl

Analytics Exchange データベースとの通信を保護するために SSL を使用する必要があるかどうかを指定します。使用可能な値は "true"(SSL を使用する)または "false"(SSL を使用しない)です。

メモ:このプロパティ ファイルの SSL 設定を更新する場合には、TomEE アプリケーション サーバーの AclAuditExchangeDbPool データベース プールもこの SSL 構成と一致するように更新する必要があります。