AX Server の管理 > AX Server 構成ファイル > system.properties

system.properties

TomEE アプリケーション サーバーのメインの構成ファイル。

このファイルに加えた変更を有効にするには、Analytics Exchange サービスを再起動する必要があります。

ファイルの設定

プロパティ 説明

com.acl.ax.project.encoding

AX サーバーの Unicode 版のインストールでは、このパラメーターは存在し、UTF-16LE に設定されている必要があります。

このプロパティは AX サーバーの非 Unicode 版のインストールには存在しません。または、AX Exception がサーバーにインストールされている唯一のアプリケーションである場合には、このプロパティは Unicode 版のインストールにも存在しません。

cas.authentication.mode

フォーム ベース認証の場合は "form"、統合 Windows 認証の場合は "silent" を指定します。入力する値は小文字である必要があります。

このプロパティは AX Engine Node には存在しません。または、AX Exception がサーバAX Engine Nodeーにインストールされている唯一のアプリケーションである場合にも、このプロパティは存在しません。

-javax.net.ssl.trustStore

Tomcat が使用する鍵ストア ファイルのパス。デフォルトの場所は App/keystores/MyKeyStore サブフォルダーです。

javax.net.ssl.trustStorePassword

使用する鍵ストアのパスワード。

-oracle.net.ssl_cipher_suites

SSL 接続に使用する暗号化スイート。サポートされている値をカンマで区切られたリストとして入力します。

com.acl.ax.server.deleteJobDirectories

このスタートアップ パラメーターはデフォルトでは含まれていません。ただし、アナリティクス ジョブが完了した後にアナリティクス ジョブのディレクトリが削除されないようにしたい場合には、このスタートアップ パラメーターを追加して "false" に設定することができます。これは、アナリティクスの予期しない結果を解決する必要が生じた場合に使用できます。

sun.security.krb5.msinterop.kstring

"true" に設定すると、認証に使用される Kerberos 文字列が UTF-8 にエンコードされます。

このプロパティは AX Engine Node には存在しません。または、AX Exception がサーバAX Engine Nodeーにインストールされている唯一のアプリケーションである場合にも、このプロパティは存在しません。

oracle.jdbc.defaultNChar

非 UTF8 システム エンコーディングの Oracle データベース インスタンスをサポートするには、このプロパティを "true" に設定する必要があります。Oracle がシステムのデータベース プラットフォームでない場合には、このプロパティは無視されます。

このプロパティは、AX Exception がサーバーにインストールされている唯一のアプリケーションである場合には存在しません。

oracle.jdbc.ConvertNcharLiterals

AX サーバーから AX Exception に公開されているアナリティクスおよびエンティティの Unicode 名を保存したい場合は、このプロパティを "true" に設定する必要があります。このプロパティは、Oracle がシステムのデータベース プラットフォームでない場合には無視されます。AX Exception がインストールされているサーバーでのみ、このプロパティを設定する必要があります。

exceptionmgmt.jdbc.database.protocol

有効な値は、非 SSL では "tcp"、SSL では "tcps" です(Oracle のみ)。入力する値は小文字である必要があります。Oracle 用に "tcps" を設定する場合には、Oracle データベース インスタンスへの SSL 接続を可能にするために必要な構成を行う必要があります。

このプロパティは、AX Exception がサーバーにインストールされている場合にのみ存在します。

exceptionmgmt.jdbc.database.type

有効な値は "oracle" と "mssql" です。入力する値は小文字である必要があります。

このプロパティは、AX Exception がサーバーにインストールされている場合にのみ存在します。

com.acl.ax.server.daysToKeepFailedJobsFolder

アナリティクスの実行時に、失敗したジョブのフォルダーを保持することを選択している場合に、実際に失敗したジョブを保存したフォルダーを AX サーバーまたは AX Node に保持する日数。

  • 有効な値:任意の正の整数
  • デフォルト値:5
メモ:

ジョブ フォルダーの作成日がこの設定に指定された日数より前の場合には、ジョブがサーバーの現地時間の 3:00 AM に削除されます。この自動削除は axcore.log ファイルに記録されます。