さまざまな関数の詳細

関数の動作を理解する最も簡単な方法は、Analytics コマンドラインで関数を使用してみることです。前のチュートリアルの例を使用して試してみることができます。

PROPER("john SMITH")
EXCLUDE("VT-123-45", "-")
ALLTRIM(" Chicago ")
BETWEEN(`20170701`, `20170101`, `20171231`)
  1. Analytics で Analytics プロジェクトを開きます。
  2. コマンドラインが開いていることを確認します。

    開いていない場合は、[ウィンドウ > コマンドライン]を選択します。

  3. 上記の関数の例のいずれかをコピーして、コマンドラインに貼り付けます。
  4. 貼り付けられた例の前に DISPLAY とスペースを入力し、Enter を押します。

    戻り値という関数出力が Analytics 表示画面に表示されます。

    メモ

    表示画面の関数出力に対しては何の操作もできません。これは読み取り専用の出力であり、特定の入力に対して特定の関数が返す内容を表示できます。

  5. 関数出力を一時的に保存するには、表示画面を固定 します。

    ヒント

    表示画面でリンクされた関数をクリックすると、コマンドラインに簡単に読み込むことができます。

一部の入力値を変更してみます。. .

関数をコマンドラインで入力するか読み込んで、1 つ以上の入力値を変更して、出力の変化を確認します。

ヒント

コマンドラインで関数を多数実験する場合は、DISPLAY の代わりに disp と入力できます。

EXCLUDE( ) の例

EXCLUDE( ) の例では、VT を除外する文字に追加する場合、数値のみを含む出力にしてください。

EXCLUDE("VT-123-45", "VT-")

BETWEEN( ) の例

BETWEEN( ) の例では、リテラル請求日付を 2016 年 7 月 1 日に変更するときに何が起こるでしょうか。

請求日は 3 つの入力値の最初の値です。

BETWEEN(`20160701`, `20170101`, `20171231`)

出力が T から F(真から偽)に変わったことがわかります。2016 年 7 月 1 日は、2017 年 1 月 1 日から 12 月 31 日の間ではないためです。

使用できる他の関数

コマンドラインで DISPLAY 方法を使用すると、Analytics 関数で実験できます。Analytics にはさまざまな目的に対応する 130 以上の関数があります。

メモ

コマンドラインで関数とともに DISPLAY を使用することは、テストまたは学習目的専用です。Analytics 使用時にこれら以外の目的で DISPLAY を関数と一緒に使用することはありません。

試してみる他の関数を見つける

  1. このヘルプ トピックのメニューで関数の上にカーソルを置き、関数カテゴリを選択します。
  2. カテゴリ ページで、目的の関数名をクリックします。
  3. 個別の関数ページの例をコピーし、コマンドラインに貼り付けます。

    フィールドまたは汎用プレースホルダーではなく、リテラル値を使用する例を必ず選択します。

  4. 貼り付けられたコマンドの前に DISPLAY とスペースを入力し、ヘルプ トピックと同じ出力値を返すことを確認します。
  5. 入力値を変更し、異なる出力値を作成して、関数の動作を詳細に学習します。

    ヒント

    一部の関す宇入力を理解する必要がある場合は、関数ヘルプ トピックを参照してください。

エラー メッセージが表示される場合

関数の実験中にエラー メッセージが表示される場合は、コマンドラインに関数を入力したときに細かいエラーがあった可能性が考えられます。

一部のエラー メッセージは重大に見える場合がありますが、一般的にエラーは微細であり、内容がわかれば簡単に修正できます。

関数を入力する方法を制御するルールは、Analytics のコマンドラインでもコマンドライン以外の場所でも、厳格に適用されます。

関数名 関数名は正しい綴りで入力する必要があります。
括弧

開くかっこは関数名の直後に置き、間にスペースを入れません。

PROPER("john SMITH")PROPER ("john SMITH") ではない)

関数の括弧は開いて閉じる必要があります。

ネストされた関数の場合、開く括弧と閉じ括弧を追跡することが困難になってきます。

テキスト

リテラル テキスト値は、引用符で囲む必要があります。

疑問符は標準の疑問符である必要があります。一部のソースからコピーして貼り付けたときに発生する可能性がある曲がった疑問符や傾いた疑問符はエラーの原因になります。

日付 リテラル日付値は `バッククオート` で囲み、YYYYMMDD 形式(または YYMMDD)を使用する必要があります。
フィールドと数値

フィールド名と数値には句読点がありません。

  • Invoice_Date
  • 1000.00
DISPLAY コマンドラインでは関数の前に DISPLAY を置く必要があります(他の場所では異なる)。
データ型

関数では、入力値が特定のデータ型である必要があります。

一部の関数は複数のデータ型を許可しますが、他の関数は文字データ型または数値データ型などのみを許可します。関数のヘルプ トピックでは、各関数で有効なデータ型を説明します。

データ型の詳細については、ACL データ型を参照してください。

ヒント

関数構文の細かいエラーは見つけることが困難です。エラーが発生した場合は、構文を注意して確認してください。

関数ヘルプ トピックでは、各関数に必要な構文の包括的な情報を提供します。

次の学習ステップ

関数を使用してさまざまな方法でデータをフィルターリングする方法を学習する: 関数を使用してフィルターを作成する

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1