DUMP コマンド

ファイルや現在のレコードの内容を 16 進、ASCII、および EBCDIC 文字エンコードで表示します。

メモ

このコマンドは、コマンド ラインでのみ入力できます。スクリプト内で使用することはできません。

構文

DUMP {RECORD|ファイル名} <SKIP バイト>} <COLUMN バイト> <HORIZONTAL>

パラメーター

名前 説明
RECORD

選択したレコードの内容を表示する

ファイル名に値を指定しない場合は必須です。

ファイル名

表示するファイルの名前。

RECORD を指定しない場合は必須です。

メモ

Analytics テーブルの文字エンコードを表示するには、ソース データ ファイルの名前とファイル拡張子を指定する必要があります。例:Ap_Trans.fil

SKIP バイト数

省略可能

ダンプを開始する前にバイパスするバイト数。デフォルトは 0 です。
COLUMN バイト

省略可能

出力における列の幅(バイト数)。

メモ

バイトとして指定された数値は、Analytics のレコードまたはテーブルに含まれるバイト数を示します。

出力におけるエンコードされた文字数は、ビューにおける文字数とは 1 対 1 で対応しない場合もあります。たとえば、数字 1 の 16 進エンコードは 31 です。

縦方向に表示した場合の各列のデフォルト数は 16 バイトであるのに対し、横方向に表示した場合の 1 列のデフォルト数は 64 バイトです。指定できる最大バイト数は 255 です。

HORIZONTAL

省略可能

文字エンコードが、縦方向である隣接するブロック(デフォルト)でなく、横方向である行に表示されます。

Inventory テーブルの文字エンコードを表示する

次の例により、Inventory テーブル内のデータの 16 進、ASCII、EBCDIC 文字エンコードが表示されます。出力は水平行で配置されます(16 進数エンコーディングは 2 行使用します)。各行には、当該の Analytics テーブルからのデータが 97 バイト分、表現されています。

DUMP Inventory.fil COLUMN 97 HORIZONTAL
ACL のスクリプト作成ガイド 14.1