SET コマンド

構成可能な Analytics オプションを設定します。

メモ

SET コマンドは、Analytics セッション中のみの Analytics オプションを設定します。この動作は、SET コマンドの使用場所が Analytics コマンド ラインであろうと Analytics スクリプトであろうと適用されます。

Analytics オプションが Analytics セッション間で存続されるようにするには、[オプション]ダイアログ ボックスを使用する必要があります。詳細については、ACL オプションの構成を参照してください。

構文

構文

例および備考

SET BEEP

SET BEEP 2

コマンド処理が完了したときにビープ音を鳴らす回数を指定します。

パラメーターは 1 から 255 の間である必要があります。

SET CENTURY

SET CENTURY 40

世紀を解釈する開始年を 2 桁の年で指定します。

パラメーターは 0 から 99 までである必要があります。

世紀解釈の開始年の値を 40 に設定すると、2 桁の年の 40 から 99 までは 1940 年から 1999 年と解釈され、2 桁の年の 00 から 39 までは 2000 年から 2039 年として解釈されます。

SET CLEAN {ON|OFF}

SET CLEAN ON

このオプションをオンにすると、Analytics は無効な文字データは空白に、無効な数値データはゼロに置き換えます。

SET DATE <TO> {0|1|2|文字列}

SET DATE "YYYY/MM/DD"

Analytics での、ビュー、レポート、およびエクスポート ファイルにおける日付、日付時刻の日付部分の表示方法を指定します。

  • SET DATE 0 は、日付を MM/DD/YYYY 書式に設定します

  • SET DATE 1 は、日付を MM/DD/YY 書式に設定します

  • SET DATE 2 は、日付を DD/MM/YY 書式に設定します

  • SET DATE "<文字列>" は、日付を独自に指定するカスタム書式に設定します

    オプション]ダイアログ ボックスで日、月、年にそれぞれ 'D'、'M'、'Y' 以外を指定している場合でも、SET DATE コマンドを使ってカスタム日付書式を指定するときには、日、月、年に 'D'、'M'、'Y' を使用する必要があります。例:

    SET DATE "DD MMM YYYY"

SET DELETE_FILE {ON|OFF}

SET DELETE_FILE ON

デフォルト設定:OFF

オンにすると、テーブル レイアウトを削除したときに、関連付けられているデータ ファイルが自動的に削除されるようになります。

オフにすると、テーブル レイアウトを削除したときに、関連付けられているデータ ファイルが自動的に削除されるようになります。

アンダースコア(_)を DELETE_FILE に含める必要があります。

コマンド ラインで、SET DELETE_FILE をパラメーターなしで指定すると、DELETE_FILE が現在オンであるかオフであるかが表示されます。

注意

このオプションをオンにするときには注意してください。テーブルと共に元のデータ ファイルが削除される場合もあります。

データ ファイルはすぐに削除されます。Windows のごみ箱には送られません。

SET DESIGNATION

SET DESIGNATION "Produced by ABC Corporation"

パラメーターは、印刷された各ページの一番上に表示されるラベルを指定する、引用符で囲まれた文字列です。

SET ECHO {ON|NONE}

SET ECHO NONE
COM スクリプト内のコマンドと結果は、ログから除外されます。
SET ECHO ON

スクリプト内のコマンドと結果を Analytics コマンド ログに書き込むのを停止するには、NONE を指定します。ON を指定すると、ログ記録が再開します。

SET ECHO コマンドは、スクリプト内のコマンドと結果のログ記録に対してのみ適用されます。ユーザー インターフェイスを用いて実行されたコマンドや、コマンド ラインから発行されたコマンド、およびそれらが生成するあらゆる結果は、ECHO が設定されている方法にかかわらず、常にログに記録されます。

SET ECHO NONE/ON コマンドは、スクリプト内でもコマンド ラインからでも発行できますが、コマンドの発行場所に関係なく、それはスクリプト内のコマンドと結果のログ記録にのみ影響します。

コマンド ラインで、SET ECHO をパラメーターなしで指定すると、スクリプト内のコマンドと結果のログ記録が現在オンであるかオフであるかが表示されます。

SET EXACT {ON|OFF}

SET EXACT ON

デフォルト設定:OFF

文字型フィールド、識別子、リテラル値を Analytics で比較する方法を制御できます。

メモ

スペースは文字のように扱われます。

  • SET EXACT OFF 異なる長さの 2 つの文字列を比較した場合、Analytics により、短い方の文字列が採用されます。比較は左から右へ行われます。

    たとえば、"AB" は、"AB" と一致するほか、"ABC" とも一致すると見なされます。

  • SET EXACT ON 一致を成すには、比較文字列同士が全く同じでなければなりません。異なる長さの 2 つの文字列を比較する場合、Analytics により、長い方の文字列の長さに一致するよう、短い方の文字列の末尾にスペースが埋め込まれます。

    たとえば、"AB" は "AB" と等しいですが、"ABC" と等しいとは見なされません。

SET EXACT のその他の例については、[テーブル]タブ([オプション]ダイアログ ボックス内)の[正確な文字比較を行う]オプションのヘルプを参照してください。

先頭および末尾のスペースを削除することで、文字列と文字列内部のスペースのみが比較されるようにするには、ALLTRIM( ) 関数を使用します。

たとえば、値に対して ALLTRIM( ) を使用した ALLTRIM(" AB") = ALLTRIM("AB") は True になりますが、この関数を使用しない場合の比較の結果は False になります。

Analytics のコマンドや関数は、SET EXACT の影響を受けるものもあれば、受けないものもあります。

影響を受ける 影響を受けない
  • LOCATE コマンド
  • MATCH( ) 関数
  • BETWEEN( ) 関数
  • JOIN コマンド
  • DEFINE RELATION コマンド
  • FIND( ) 関数
  • FINDMULTI( ) 関数

SET FILTER <TO> {テスト|フィルター名}

SET FILTER TO ProdNo = "070104347"
SET FILTER TO ProdNoFilter

開いているテーブルでグローバル フィルター(ビュー フィルター)を作成し、論理テストを指定するか、または保存されている既存のフィルターの名前を指定します。

SET FILTER をパラメーターなしで指定し、開いているファイルからフィルターを削除します。

SET FOLDER フォルダーパス

コマンド出力のために、[総覧]タブ内の Analytics プロジェクト フォルダーを指定します。デフォルトの出力フォルダーは、アクティブなテーブルを含んでいるフォルダーです。

これは DOS 形式のパスで、「/フォルダー名/サブフォルダー名」の形式を用います。最初のスラッシュ(/)は[総覧]タブのルート階層を表します。ファイルの絶対パスを指定する必要があります。

  • SET FOLDER /Tables/Results は、出力フォルダーを Results サブフォルダーに設定します。Results サブフォルダーが存在しなければ、作成されます。

  • SET FOLDER / は、出力フォルダーを[総覧]タブのルート階層に設定します。

  • SET FOLDER は、出力フォルダーをデフォルト設定(アクティブなテーブルを含んでいるフォルダー)にします。

出力フォルダーは、リセットするか、プロジェクトを閉じない限り、設定したままの状態であり続けます。プロジェクトを開くときに、出力フォルダーはデフォルトのアクティブなテーブル フォルダーに戻ります。

SET FORMAT {ON|OFF}

SET FORMAT ON

デフォルト設定:OFF

ON パラメーターを使用すると、新しいテーブルを開いたときに、Analytics は現在のテーブル レイアウトと演算フィールド定義を自動的に表示します。この表示内容はコマンド ログにも出力されます。

SET FUZZYGROUPSIZE <TO>

SET FUZZYGROUPSIZE TO 10

出力結果のあいまい重複グループに表示できる項目の最大数を指定します。パラメーターは 2 未満にすることや、100 を超えることはできません。デフォルト サイズは 20 です。指定されたサイズは、Analytics セッションの間は有効となります。

SET GRAPH グラフの種類

SET GRAPH LINE

以降に生成されるすべてのグラフで使用するグラフの種類を指定します。コマンドの実行は、指定されたグラフの種類と互換性がある必要があります。たとえば、BENFORD コマンドで PIE2D または PIE3D チャートを作成することはできません。互換性がないグラフの種類が指定された場合は、デフォルトのグラフの種類が使用されます(BAR3D)。

グラフの種類パラメーターは下記のうちの 1 つである必要があります。

  • PIE2D

  • PIE3D

  • BAR2D

  • BAR3D – これがデフォルトのグラフの種類です。

  • STACKED2D

  • STACKED3D

  • LAYERED

  • LINE

  • BENFORD – 2D 棒グラフと 2D 折れ線グラフを組み合わせます。

SET HISTORY <TO>

SET HISTORY TO 50

保持するテーブル履歴エントリの最大数を指定します。パラメーターは 1 ~ 100 である必要があります。

SET INDEX <TO>

SET INDEX TO "CustomerCode.INX"

アクティブなテーブルに適用するインデックスを指定します。

SET LEARN <TO> スクリプト

SET LEARN TO InventoryRec

スクリプト レコーダーでコマンドを記録するために使用されるスクリプト ファイルの名前を指定します。

SET LOG <TO> {ファイル | OFF}

SET LOG TO "analysis.log"
SET LOG OFF

最初のコマンドはログインを指定したログに切り替えます。指定したログが存在していない場合は、作成されます。

2 番目のコマンドはログを元の Analytics コマンド ログに復元します。

メモ

Analytics プロジェクト パスとログ名の最大長は 259 文字です。これには、ファイル パス、ログ名、ファイル拡張子(.log)が含まれます。

SET LOOP <TO>

SET LOOP TO 20

LOOP コマンドで実行されるコマンドの最大数を指定します。指定数のコマンドが実行されると、このコマンドは終了します。

の範囲は 0 ~ 32767 です。0 でループ テストを停止します。

SET MARGIN 側面 <TO>

SET MARGIN TOP TO 100

側面パラメーターには LEFT、RIGHT、TOP、または BOTTOM を指定します。四方の余白を変更する場合は、個別の SET MARGIN コマンドで各余白を指定する必要があります。に 100 を指定すると、1 インチの余白が作られます。

SET MATH <TO> {FIRST|LAST|MIN|MAX}

SET MATH TO MIN

デフォルト設定:MAX

2 つのオペランドが数式で評価されるときに小数点精度が動作する方法を指定します。

  • FIRST オペランドのペアの最初のオペランドの小数点桁数を使用します
  • LAST オペランドのペアの最後のオペランドの小数点桁数を使用します
  • MIN オペランドのペアで最も少ない小数点桁数を使用します
  • MAX オペランドのペアで最も多い小数点桁数を使用します

複数のオペランドの式では、SET MATH 設定はペアで動作します。標準の演算順序(BOMDAS)で評価されるときに、指定された設定を各オペランドのペアに適用し、必要に応じて端数処理します。

SET MATH 設定で、結果の小数点桁数が減る場合、結果は切り捨てられず、端数処理されます。

詳細については、数式の端数処理と小数点精度の制御を参照してください。

メモ

Analytics テーブルが開いている間には、SET MATH を使用できません。

SET MONTHS <TO> 文字列

3 文字形式のデフォルトの月名を指定します。文字列パラメーターは、カンマで区切られた月名の省略形のリストです。

SET NOTIFYFAILSTOP {ON|OFF}

SET NOTIFYFAILSTOP ON

デフォルト設定:OFF

  • NOTIFYFAILSTOP が OFF の場合 スクリプト内の NOTIFY コマンドが失敗しても、スクリプトの続行が Analytics によって許可されます。
  • NOTIFYFAILSTOP が ON の場合 スクリプト内の NOTIFY コマンドが失敗すると、Analytics により、スクリプトの処理が停止されると共にメッセージがログに書き込まれます。スクリプトは、最初の失敗後に停止するか、または NOTIFYRETRYATTEMPTS に指定された試行回数後、どの試行も成功しなかった場合に停止します。

SET NOTIFYRETRYATTEMPTS <TO>

SET NOTIFYRETRYATTEMPTS TO 10

NOTIFY コマンドが最初の試行に失敗した後、電子メールの送信を試行する回数を指定します。0 から 255 までの数値を入力します。0 を入力すると、最初の失敗後に追加の試行は行われません。デフォルトは 5 です。

NOTIFY コマンドが電子メールの送信に失敗することについて考えられる理由の 1 つは、電子メール サーバーを利用できないということです。

SET NOTIFYRETRYINTERVAL <TO> 秒数

SET NOTIFYRETRYINTERVAL TO 30

NOTIFYRETRYATTEMPTS 間の秒数を指定します。1 から 255 までの数値を入力します。デフォルトは 10 秒です。

SET ORDER <TO>

文字フィールドの並べ替え順を指定します。パラメーターは、選択した並べ替え順にすべての文字を列挙します。

SET OVERFLOW {ON|OFF}

SET OVERFLOW OFF

デフォルト設定:ON

OFF が指定されている場合、Analytics はオーバーフロー エラーが発生しても処理を停止しません。

SET PASSWORD 番号 <TO> 文字列

SET PASSWORD 1 TO "password123"

パスワード定義を作成するとともに、スクリプトの無人実行用にパスワード値を指定するために使用します。

番号パラメーターはパスワード定義を一意に識別するものであり、1 から 10 までの値である必要があります。パスワード値は、引用符で囲んだ値として指定します。

SET PERIODS <TO> <,...n>

SET PERIODS TO "0,30,90,180,10000"

AGE コマンドによって使用される年齢調べ間隔のデフォルトを指定します。

SET PICTURE 書式

SET PICTURE "(9,999,999.99)"

数値のデフォルト書式を指定します。

SET READAHEAD <TO> サイズ

読み取るデータ ブロックのサイズを指定します。この設定の変更は、サポートからアドバイスされていない限り、行わないでください。

SET RETRY <TO>

SET RETRYIMPORT <TO> num

SET RETRY TO 50

最初の試行が失敗した場合、Analytics がデータのインポートまたはエクスポートを試行する回数を指定します。0 から 255 までの数値を入力します。0 を入力すると、最初の失敗後に追加の試行は行われません。デフォルトは 0 です。

再試行の間の待ち時間はありません。各連続した試行は、直前の失敗直後に行われます。

再試行を指定する機能は、データベースまたはクラウド データ サービスに接続する場合に便利ですが、一時的に利用できない可能性があります。

以下のコマンドに適用されます:

  • ACCESSDATA
  • IMPORT GRCPROJECT
  • IMPORT GRCRESULTS
  • IMPORT SAP
  • RETRIEVE
  • REFRESH

    (ACCESSDATA または IMPORT SAP を使って最初に作成されたテーブルの場合のみ)

  • EXPORT . . . ACLGRC

    (HighBond のリザルトへのエクスポート)

メモ

SET RETRYIMPORT は旧バージョンとの互換性を保つために引き続きサポートされます。SET RETRYIMPORT と SET RETRY では、同じアクションが実行されます。

SET SAFETY {ON|OFF}

SET SAFETY OFF

次のいずれかを上書きするときに確認のダイアログ ボックスを表示するには、ON を指定します。

  • テーブル レイアウトにおけるフィールド

  • Analytics テーブル

  • Analytics データ ファイル(.fil)などのファイル

ダイアログ ボックスが表示されないようにするには、OFF を指定します。

コマンド ラインで、SET SAFETY をパラメーターなしで指定すると、SAFETY が現在オンであるかオフであるかが表示されます。

SET SEPARATORS <TO>

SET SEPARATORS TO ".,,"

Analytics で使用されるデフォルトの小数点の記号、桁区切り文字、およびリストの区切り文字を指定します。SET SEPARATORS の値は、3 つの有効な区切り文字を次の順序で指定する必要があります。

  • 小数点の記号(ピリオド、カンマ、またはスペース)

  • 桁区切り記号(ピリオド、カンマ、またはスペース)

  • リストの区切り文字(セミコロン、カンマ、またはスペース)

3 つの区切り文字のうち、小数点の記号は一意である必要があります。このコマンドを使用する場合は、3 つの区切り文字をすべて指定してください。リストの区切り文字は主に、関数のパラメーターを区切るために使用されます。

SET SESSION <セッション名>

SET SESSION
SET SESSION "Analysis"

Analytics コマンド ログ内に新しいセッションを出力します。セッションは、現在の自国スタンプによって識別されます。

オプションの セッション名 では、30文字までの追加識別情報を追加できます。引用符は許可されていますが、必要ありません。

SET SORTMEMORY 数字

SET SORTMEMORY 800

ソート処理とインデックス処理に割り当てるメモリの最大量を指定します。数字パラメーターは 0 から 2000 メガバイト(MB)で、20 MB 単位で入力します。ソート メモリに 0 を設定した場合、Analytics により、現在空いているメモリが使用されます。

SET SUPPRESSTIME {ON|OFF}

SET SUPPRESSTIME ON

デフォルト設定:OFF

ODBC データ ソースを使用する(IMPORT ODBC コマンド)、またはデータベースに直接アクセスする(DEFINE TABLE DB コマンド)Analytics テーブルを定義する場合にのみ使用します。

ON パラメーターを使用している場合にテーブルを定義すると、Analytics によって日付時刻値の時刻部分が出力されなくなります。たとえば、20141231 235959 を読み取って、ビューに表示したら、その後は 20141231 として処理されます。

以前の Analytics スクリプト(v.10.0 より前)の日付時刻では、日付時刻データの時刻部分は切り捨てられることが前提となっていましたが、このコマンドを含めると、日付時刻型対応バージョンの Analytics でそのスクリプトを実行できるようになります。

Analytics は、日付時刻書式の日付部分のみを使用するので、時刻部分を出力しません。時刻データは依然として、.fil ファイルやデータベース テーブルに存在します。必要であれば、データの時刻部分を含めるように、フィールドを定義し直したり、新しいフィールドを定義したりすることができます。

SET SUPPRESSTIME = OFF とした場合、ODBC またはデータベースへの直接アクセスを使用して定義された Analytics テーブルには、完全な日付時刻値が含まれます。

SET SUPPRESSTIME ON/OFF コマンドは、スクリプト内またはコマンド ラインから発行できます。

コマンド ラインで、SET SUPPRESSTIME をパラメーターなしで指定すると、日付時刻データの時刻部分の出力抑制が現在オンであるかオフであるかが表示されます。

SET SUPPRESSXML {ON|OFF}

SET SUPPRESSXML ON

デフォルト設定:OFF

コマンド出力は書式設定されたテキストではなくプレーン テキストであることを指定します。

SET TEST {ON|OFF}

SET TEST ON

GROUP コマンドに関連する IF、WHILE、FOR、および NEXT の各テストの結果をログに記録するかどうかを指定します。

SET TIME <TO> 文字列

SET TIME "hh:mm:ss PM"

ビュー、レポート、およびエクスポート ファイルにおける日付時刻の時刻部分、または時刻値のみを Analytics が表示する方法を指定します。

オプション]ダイアログ ボックスで別の時刻書式文字を指定した場合でも、SET TIME コマンドを使用して時刻書式を指定するときは、時間には 'h'、分には 'm'、秒には 's' を使用する必要があります。例:

SET TIME TO "hh:mm"

SET UTCZONE {ON|OFF}

SET UTCZONE OFF

デフォルト設定:ON

  • UTCZONE が ON の場合 Analytics により、時刻の表示が、UTC オフセット付きのローカル時間から、そのローカル時間に相当する UTC に変更されます(UTC は協定世界時で、経度 0 度地点における時刻)。
  • UTCZONE が OFF の場合 Analytics により、UTC オフセット付きのローカル時間が表示され、 UTC には変更されません。

例:

  • 01 Jan 2015 04:59:59 (SET UTCZONE ON)
  • 31 Dec 2014 23:59:59-05:00 (SET UTCZONE OFF)

ローカル時間の UTC への変換は、表示目的のためだけであり、ソース データには影響しません。この 2 つの異なる表示モードは、いつでも変更して切り替えることができます。

SET VERIFY {ON|OFF|BLANK}

SET VERIFY ON

ON が指定されている場合、Analytics はテーブルが開かれるたびに、データ フィールドの内容がテーブル レイアウトのフィールドのデータ型に対応しているかどうかを自動的にチェックします。BLANK が指定されている場合、Analytics は ON パラメータで説明した検証に加えて、無効な文字データを空白に、無効な数値データをゼロに置き換えます。

SET WIDTH <TO> 文字

SET WIDTH TO 20

数値演算フィールドや一時的に作成した数式の表示幅のデフォルト値(文字)を指定します。Analytics は最大幅を指定することはできません。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1