ASCII( ) 関数

指定された文字の ASCII コードを返します。

構文

ASCII(文字)

パラメーター

名前 種類 説明
文字 文字

ASCII コードの確認対象となる文字。

引用符で囲まれた文字、あるいは複数文字の文字列、フィールド、または式を指定します。複数文字の列を指定した場合、最初の文字だけが評価されます。

出力

数値。

基本的な例

65 が返されます。

ASCII("A")

49 が返されます。

ASCII("1")

高度な例

タブ文字で始まるレコードの抽出

"Description" フィールドの先頭にタブ文字が入っているレコードを抽出します。タブ文字の ASCII コードは "9" です。

EXTRACT RECORD TO "Tab_Entries.acl" IF ASCII(Description) = 9

備考

出力不可能文字がないかどうかのテスト

以下の出力不可能文字がないかどうかをテストするには、ASCII( ) を使用します。

  • NULL ASCII "0"
  • タブ ASCII "9"
  • ライン フィード(LF) ASCII "10"
  • キャリッジ リターン(CR) ASCII "13"

関連する関数

ASCII( ) は CHR( ) の逆関数です。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1