EFFECTIVE( ) 関数

貸付金に適用される実効年利率を返します。

構文

EFFECTIVE(名目利率, 期間)

パラメーター

名前 種類 説明
名目利率 数値 名目年利率。
期間 数値

年間の複利計算回数。

メモ

整数を指定してください。小数部分を指定しても切り捨てられるためです。

出力

数値。利率は小数点以下 8 桁で計算されます。

基本的な例

次の例では、クレジット カードの年利が 18% で、未払い分に対して毎月複利計算される場合の実効年利率、 0.19561817(19.56%)が返されます。

EFFECTIVE(0.18, 12)

備考

実効年利率とは

貸付金の実効年利率とは、未払い額に対する利息に対して毎月または毎日複利計算が行われた場合の、実際に支払われた年利率です。

関連する関数

NOMINAL( ) 関数は EFFECTIVE( ) 関数の逆関数です。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1