HEX( ) 関数

ASCII 文字列を 16 進数の文字列に変換します。

構文

HEX(フィールド)

パラメーター

名前 種類 説明
フィールド 文字 16 進数の文字列に変換する ASCII 文字列。

出力

文字。

基本的な例

"3132333435" が返されます。

HEX("12345")

Count フィールドの値に対する 16 進数の文字列が返されます。

HEX(Count)

備考

機能の仕組み

この関数は、指定されたフィールド値または式と等価な 16 進数の文字列を返します。CR(キャリッジ リターン)、LF(ライン フィード)、NUL(ヌル)など画面に表示できない文字を含んでいるフィールドの正確な内容を確認する必要がある場合に、この関数を使用できます。

戻り値の長さ

戻り値は、フィールド値の 2 倍の長さを持つ文字列になります。0 から 9 までの数字と A から F までの文字(10 から 15 までの数字に相当)によって 16 進数の値を表します。

式でなくフィールドを入力値として使用する

一般に、この関数は式ではなくフィールドに適用します。式に適用すると、式の内部記憶形式が表示され、ほとんどの場合意味がないためです。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1