IPMT( ) 関数

単一の期間で貸付金に対して支払われた利息を返します。

構文

IPMT(利率, 指定期間, 期間, 金額 <,種類>)

パラメーター

名前 種類 説明
利率 数値

1 期あたりの利率。

指定期間 数値 支払利息を確認する期間。
期間 数値

支払期間の総数。

金額 数値

貸付金の元金。

種類

省略可能

数値

支払いのタイミング:

  • 0 – 期末払い
  • 1 – 期首払い

支払いのタイミングが省略された場合は、デフォルト値の 0 が使用されます。

メモ

利率期間を指定する際には、1 期あたりの利率を確実に指定するため、整合性のある期間を使用する必要があります。

例:

  • 年利 5% の 2 年間の貸付金または投資に対して月払いする場合は、利率に 0.05/12、期間に 2 * 12 を指定します。
  • 同じ貸付金または投資に対して年払いする場合は、利率に 0.05、期間に 2 を指定します。

出力

数値。

基本的な例

$275,000 の貸付金を年利 6.5 パーセントで 25 年間にわたって返済する場合(支払期日は月末です)の、1 年目に支払う利息、($)1489.58 が返されます。

IPMT(0.065/12, 1, 12*25, 275000, 0)

貸付金の最終月において支払う利息、($)10.00 が返されます。

IPMT(0.065/12, 300, 12*25, 275000, 0)

備考

関連する関数

PPMT( ) 関数は IPMT( ) 関数に対して補完的役割を果たします。

CUMIPMT( ) 関数は一連の期間にわたって支払われた利息を計算します。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1