LAST( ) 関数

文字列の末尾から指定された数の文字を返します。

構文

LAST(文字列, 長さ)

パラメーター

名前 種類 説明
文字列 文字 文字列を返す値。
長さ 数値 返させる文字数。

出力

文字。

基本的な例

"Savings" が返されます。

LAST("Account Type: Savings", 7)

"efghi" が返されます。

LAST("abcdefghi", 5)

"fghi" が返されます。

LAST("abcdefghi ", 5)

文字列が指定された長さである 6 より短いので、短い分のスペースが出力の先頭に追加されるため、"   abc" が返されます。

LAST("abc", 6)

備考

末尾のスペースによって結果が空白になる場合

文字列の末尾にスペースがあるために、LAST( ) 関数によって生成される結果が空白になる場合があります。

たとえば、LAST("6483-30384   ", 3) の出力は "   " になります。

ALLTRIM( ) 関数と LAST( ) を組み合わせて使用して文字列内の末尾のスペースをすべて取り除くことができます。

たとえば、LAST(ALLTRIM("6483-30384 "), 3) では "384" が返されます。

文字列の先頭にある文字を返す

文字列の先頭にある指定数の文字を返すには、SUBSTR( ) 関数を使用します。詳細については、SUBSTR( ) 関数を参照してください。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1