LOG( ) 関数

数式またはフィールド値の対数(底 10)を、指定された小数点以下の桁数で返します。

構文

LOG(数値, 小数位)

パラメーター

名前 種類 説明
数値 数値

対数を確認する値。

小数位 数値 戻り値の小数点以下の桁数。

出力

数値。

基本的な例

3.0000 が返されます。

LOG(1000, 4)

4.86 が返されます。

LOG(72443, 2)

高度な例

立方根を求める

フィールド X の立方根を小数点以下 2 桁で表すフィールドを作成するには、次のようにします。

DEFINE FIELD Cube_root COMPUTED EXP(LOG(X, 6) / 3, 2)

メモ

ある値の指数 n の累乗根は、値の対数を n で割ってから、その結果の指数を取ることによって求められます。

備考

機能の仕組み

数値の対数とは、その数値を生成するために必要な、10 を底とする指数(すなわち累乗)です。たとえば、1000 の対数は 3 です。

関連する関数

LOG( ) は EXP( ) 関数の逆関数です。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1