RECNO( ) 関数

現在のレコード番号を返します。

構文

RECNO( )

パラメーター

この関数にはパラメーターはありません。

出力

数値。

基本的な例

次の例は、番号 10 から 20 のレコードを新しい Analytics テーブルに抽出します。

EXTRACT RECORD IF BETWEEN(RECNO( ),10,20) TO "Subset.fil"

備考

RECNO( ) 関数を使用すると、レコード番号をテーブルに出力したり、特定のレコードのテーブル内での相対的な位置を確認できます。

インデックス付きのテーブルとインデックス付きでないテーブル

この関数は現在の論理レコード番号を返します。

  • テーブルにインデックスが付いていない場合、RECNO( ) 関数は値 1 から始まり、テーブル内のレコードごとに 1 ずつ増えていきます。この場合、論理レコード番号と物理レコード番号は同じです。
  • テーブルにインデックスが付いている場合も RECNO( ) 関数による操作は変わりませんが、物理的ではなく論理的な順番でレコードをカウントします。

SEEK または FIND コマンドを実行する

SEEK または FIND コマンドを実行すると、レコード番号は 1 にリセットされます。

レコードを並べ替える

テーブル内のレコードを並べ替えても、RECNO( ) によって生成されたレコード番号の順序は変えられません。レコードに元々関連付けられていたレコード番号を保持するには、レコードを並べ替える前に、[フィールド]オプションを使用してこのデータを新しいテーブルに抽出してください。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1