ROUND( ) 関数

数値を丸めた整数を返します。

構文

ROUND(数値)

パラメーター

名前 種類 説明
数値 数値

最も近い整数に丸める値。

出力

数値。

基本的な例

7 が返されます。

ROUND(7.2)

8 が返されます。

ROUND(7.5)

-8 が返されます。

ROUND(-7.5)

高度な例

通貨額を丸める

残高を最も近いドル金額に丸めたフィールドを作成するには、次のように指定します。

DEFINE FIELD Nearest_dollar_value COMPUTED ROUND(Balance)

備考

機能の仕組み

ROUND( ) は数値を最も近い整数に丸めた値を返します。

  正の値 負の値
次の整数に切り上げます >= 0.5 < 0.5
次の整数に切り下げます < 0.5 >= 0.5

小数点以下を特定の桁数で丸める

小数点以下を特定の桁数で丸める必要がある場合は、DEC( ) 関数 関数を使用してください。ROUND( ) 関数は、0 の小数位を指定した DEC( ) 関数と同じです。

ROUND(数値)

上記のコマンドは、次のコマンドと同等です。

DEC(数値, 0)
ACL のスクリプト作成ガイド 14.1