TRANSFORM( ) 関数

指定された文字列内の双方向テキストの表示方向を逆にします。

構文

TRANSFORM(元の文字列)

パラメーター

名前 種類 説明
元の文字列 文字 双方向のテキストを内容とした文字列。

出力

文字。

基本的な例

入力文字列において、文字列 "XZQB" は入力文字列におけるヘブライ語/双方向文字を表します。入力文字列には、それ以外の文字としては、通常の文字が含まれています。

出力文字列では、"XZQB" の方向は逆になり、"BQZX" が返されます。"XZQB" 以外の文字列は変更されません。

"ABC BQZX 123" が返されます。

TRANSFORM("ABC ZYX 123")

備考

機能の仕組み

TRANSFORMS( ) 関数は双方向データを識別して、そのテキストを右から左へ正しく表示します。

この関数で処理されるその他すべての文字列は、変更されず、引き続き左から右へ表示されます。

TRANSFORMS( ) の使用に適する場面

TRANSFORMS( ) 関数は、アラビア語やヘブライ語の文字が正しく表示されるように、文字の表示方向を変更する場合に使用できます。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1