UPPER( ) 関数

アルファベット文字を大文字に変換した文字列を返します。

構文

UPPER(文字列)

パラメーター

名前 種類 説明
文字列 文字 大文字に変換する値。

出力

文字。

基本的な例

"ABC" が返されます。

UPPER("abc")

"ABC 123 DEF" が返されます。

UPPER("abc 123 DEF")

"ABCD 12" が返されます。

UPPER("AbCd 12")

Last_Name フィールドのすべての値を大文字に変換した値が返されます。

UPPER(Last_Name)

備考

機能の仕組み

UPPER( ) 関数は文字列のすべてのアルファベットを大文字に変換します。アルファベット以外の文字は変換されません。

UPPER( ) の使用に適する場面

UPPER( ) は、フィールド、変数、または式のすべての文字を大文字に統一する必要がある場合に使用できます。大文字への統一は、値を比較する場合には特に重要です。

また、UPPER( ) はレポート内の値を大文字テキストとして書式設定する場合にも使用できます。

ACL のスクリプト作成ガイド 14.1