dBASE 互換ファイルのインポート
dBASE ファイル形式の標準に準拠する任意のファイルをインポートし、Analytics テーブルを作成することができます。データ定義ウィザードは、dBASE 互換ファイルのデータを分析し、この情報を使用して自動的に Analytics テーブル レイアウトを定義します。
dBASE ファイル形式
dBASE ファイル形式は、さまざまなデータベースやビジネス アプリケーションでオプションとして提供されているため、多様なデータ ソースからデータにアクセスするために使用できます。エクスポートされたファイルが dBASE 標準に準拠している場合は、これが、Analytics を使用してデータにアクセスする便利な方法です。ファイルには必要なフィールド定義がすべて含まれています。エクスポートされたデータが dBASE 標準に完全には準拠していない場合、Analytics はファイルを定義できない可能性があります。
Record_Deleted フィールド
dBASE ファイルには必ず、削除されたレコードを追跡するために使用される "Record_Deleted" というフィールドが含まれています。Analytics は対応するフィールドをテーブル レイアウトに定義しますが、これは必須ではないので、デフォルト ビューからこのフィールドを削除した後、テーブル レイアウトから削除してもかまいません。
dBASE ファイル条件
dBASE ファイルにエクスポートされたデータは、Analytics にインポートするには、以下の条件を満たしている必要があります。
列名 | 列名には最大長 10 文字を指定できます。各フィールドの最初の 10 文字は一意である必要があります。そうでないと、重複するフィールドをエクスポートできません。 |
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フィールド名 | フィールド名が最初の行に指定されており、データは 2 行目から始まる必要があります。 |
データ型 | 各列は、1 つのデータ型の値のみを含んでいる必要があります。たとえば、フィールドの最初の値に文字データが含まれていたら、そのフィールドは文字データとしてエクスポートされます。 |
フィールドと数値 | 数字のみを含んでいるフィールドは、数値データとしてエクスポートされます。場合によっては、これは Analytics で間違ったデータ型を持つフィールドになります。たとえば、請求書番号は数値ですが、これは多くの場合文字フィールドに格納されます。この場合は、テーブル レイアウト ダイアログ ボックスでデータ型を変更する必要があります。 |
手順
- [
データ定義ウィザードに表示される最初のページは構成によって異なります。Analytics サーバーとの統合が有効になっている場合は、[データ ソースのプラットフォームの選択]ページが表示され、そうでない場合は[ローカル データ ソースの選択]ページが表示されます。
]の順にクリックします。 - 次の手順のいずれかを完了し、ファイルの場所を選択します。
[データ ソースのプラットフォームの選択]ページが表示されていて、ファイルを定義するのに Analytics を使用したい場合は、[ローカル]を選択して[次へ]をクリックします。[ローカル データ ソースの選択]ページで[ファイル]を選択し、[次へ]をクリックします。
[データ ソースのプラットフォームの選択]ページが表示されていて、ファイルを定義するのに ACL サーバーを使用したい場合は、[Analytics サーバー]を選択し、ドロップダウン リストから Windows サーバー プロファイルを選択して[次へ]をクリックします。[ACL サーバー データ ソースの選択]ページで[フラット ファイル]を選択し、[次へ]をクリックします。
[ローカル データ ソースの選択]ページが表示されている場合は、[ファイル]を選択して[次へ]をクリックします。
- [定義するファイルの選択]ダイアログ ボックスで、Analytics テーブルの作成元とするファイルを探して選択し、[開く]をクリックします。
dBASE 互換ファイルのファイル拡張子は .dbf です。
- [ファイル形式]ページで、[dBASE 互換ファイル]オプションが選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
- [最終]ページで、新しい Analytics テーブルの設定を確認したら、[完了]をクリックします。
- プロジェクトに追加する Analytics テーブルの名前を入力し、[OK]をクリックします。