SAP 監査形式ファイルのインポート

SAP 監査形式ファイル(旧称 SAP プライベート ファイル形式)を定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成できます。SAP 監査形式ファイルのファイル拡張子は .dat です。

お使いのローカル コンピューターまたはネットワーク ドライブにある監査形式ファイルを定義およびインポートできます。

メモ

Galvanize は、SAP システムに直接アクセスし、データを ACL Analytics にインポートするための 2 つのユーティリティを備えています。

  • SAP コネクターは、追加のサブスクリプションで使用可能な Analytics コネクターの 1 つです。
  • Direct Link は、Galvanize から購入することができるオプションのアドオンです。

SAP AIS および SAP DART

SAP 監査形式ファイルは SAP データ抽出から生成されます。SAP AIS (Audit Information System) および SAP DART (Data Retention Tool) はいずれも、データ抽出を生成できる SAP ユーティリティです。

これらの SAP ユーティリティを使用して抽出を作成するときには、SAP ユーザーは、ファイル出力形式を指定できます。一部の Analytics 対応出力形式は、スプレッドシート、テキスト、dbf、および SAP 監査形式です。これらの抽出はデータ定義ウィンドウを使用して、Analytics にインポートできます。使用する最適な形式は SAP 監査形式です。これは、Analytics にインポートする作業が最も少なくてすむためです。

手順

  1. ファイル > 新規作成 > テーブル]の順にクリックします。

    データ定義ウィザードに表示される最初のページは構成によって異なります。Analytics サーバーとの統合が有効になっている場合は、[データ ソースのプラットフォームの選択]ページが表示され、そうでない場合は[ローカル データ ソースの選択]ページが表示されます。

  2. 次の手順のいずれかを完了し、ファイルの場所を選択します。

    データ ソースのプラットフォームの選択]ページが表示されていて、ファイルを定義するのに Analytics を使用したい場合は、[ローカル]を選択して[次へ]をクリックします。[ローカル データ ソースの選択]ページで[ファイル]を選択し、[次へ]をクリックします。

    データ ソースのプラットフォームの選択]ページが表示されていて、ファイルを定義するのに ACL サーバーを使用したい場合は、[Analytics サーバー]を選択し、ドロップダウン リストからサーバー プロファイルを選択して[次へ]をクリックします。[ACL サーバー データ ソースの選択]ページで[フラット ファイル]を選択し、[次へ]をクリックします。

    ローカル データ ソースの選択]ページが表示されている場合は、[ファイル]を選択して[次へ]をクリックします。

  3. 定義するファイルの選択]で、Analytics テーブルの作成元とするファイルを探して選択し、[開く]をクリックします。
  4. 文字セット]ページで、正しい文字セット オプションが選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
  5. ファイル形式]ページで、[SAP プライベート ファイル形式 / DART]オプションが選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
  6. SAP プライベート ファイル形式]ページで、フィールドの名前付けについて最適なオプションを選択します。
    • ACL フィールド名に現地語のフィールドの説明を使う – 標準のドイツ語のフィールド名ではなく、SAP システム用に構成済みのローカライズされたフィールドの説明を使用するには、このオプションを選択します。Analytics テーブルを単一言語だけで使用する場合は、このオプションをお勧めします。
    • ACL フィールド名に標準配布の SAP ドイツ語略記を使う ドイツ語のフィールド名を使用したい場合、あるいは Analytics テーブルを複数の言語で使用する場合は、このオプションを選択します。
  7. 次へ]をクリックします。
  8. 変換された SAP ファイルを別名で保存]ダイアログ ボックスで、ファイル名を入力し、必要に応じて Analytics データ ファイルのフォルダーの場所を変更し、[保存]をクリックします。
  9. 最終]ページで、新しい Analytics テーブルの設定を確認したら、[完了]をクリックします。
  10. プロジェクトに追加する Analytics テーブルの名前を入力し、[OK]をクリックします。
Analytics 14.1 ヘルプ