複数行にわたるレコードの書式設定

各レコードが複数行に表示されるように、ビューのレイアウトをカスタマイズすることができます。この機能を使用すると、知りたいすべての情報を画面に表示できるため、追加情報を見るためにスクロールさせなければならない状況を回避できます。たとえば、知りたい列を多数含んでいるテーブルがあり、1 つの列に詳細な情報を提供するノートが付いている場合は、1 つの行にデータ列を表示し、別の行にノートを表示することができます。また、ビューから生成されたレポートのレイアウトの最適化にこの機能を利用できます。たとえば、テーブルに 2 つの住所フィールド(address_1 と address_2)がある場合、レポートの address_1 フィールドの下の行に address_2 フィールドを 1 列に並べることによって、フィールドが横に並んでいる場合よりも読みやすくすることができます。

ビューのレコードを複数行にわたるように書式設定するには

  1. レコード番号列で、任意のレコードの下部の線の上にカーソルを置きます。レコード番号列とは、ビューの最初の列の左側にある灰色の領域のことです。
  2. クリックして、カーソルを下方向へドラッグするとレコードに行が追加され、上方向へドラッグすると空白行が削除されます。1 つのレコードの行数を変更すると、その変更はテーブル内のすべてのレコードに適用され、列見出しも変更を反映させるために同等の行数によって調整されます。
  3. 列のデータを別の行へ移動するには、列見出しで対象の列をクリックし、それを追加したい列見出し内の行へドラッグします。列は行の一番左の位置、ただし、その行に既にいくつか列がある場合はその後に追加されます。
  4. 行内の各列の位置は、列の始めと終わりを示す縦線(境界線)の上にマウス カーソルを置き、その線をクリックして新しい位置へドラッグすることによって変更します。
  5. ビューには列見出しのすべての行を表示したくないが、ビューを印刷するときは列見出しの一部を出力しないようにしたい場合は、どの列見出しを可視にするかを変更できます。たとえば、1 行目には "Address" ヘッダーのエントリがあり、2 行目には "Address_2" ヘッダーのエントリがある場合、通常は 2 行目を出力しないようにしたいでしょう。可視行を変更するには、ビューの右側にあるスクロール バーの上の黒い線の上にマウス カーソルを置き、カーソルをクリックして上方向へドラッグし、含めない列見出しを隠します。列見出しには少なくとも 1 行はなければならないため、ヘッダーの先頭行の列を非表示にすることはできません。
  6. 列および列見出しの位置を設定し終わったら、既存のビューまたは新しいビューに変更を保存します。
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