[コマンド]タブ([オプション]ダイアログ ボックス)
[コマンド]タブのオプションを使用して、Analytics のコマンドの実行方法を指定します。
コマンドを自動実行する
このオプションをオンにすると、Analytics は、入力としてビューの選択したフィールドを使用し、だちに特定のコマンドを実行します。コマンドの編集やローカル フィルターの適用は行うことができません。このオプションは一部のコマンドにのみ適用されます。選択した入力フィールドは、コマンドで必要なデータ型です。
出力ファイル名を自動的に付ける
このオプションをオンにすると、コマンド出力ファイルの名前は Analytics によって自動生成されるようになります。この自動生成された名前には、コマンド名と 01 から始まる増分数が含まれます。この名前を受け入れても、もっと意味のある名前を指定してもかまいません。
出力テーブルを開く
このオプションをオンにする場合は、テーブルを作成するコマンド ダイアログボックスにある[出力テーブルを使用する] チェックボックスがデフォルトで選択されています。チェックボックスがオンになり、コマンドを実行すると、Analytics は自動的にアクティブなテーブルを閉じて、コマンドによって作成されたテーブルを開きます。出力テーブルを開かない場合は、コマンドを実行する前にチェックボックスをオフにすることができます。
ログにグループ テストを表示する
このオプションは、スクリプトを実行したとき、コマンド ログに表示されるグループ結果の表示に影響します。Analytics は、適用するコマンドに加えて、If、While、For、Next の各検証のグループ結果を表示します。グループ内の複数の検証が各コマンドに適用されるので、構文が非常に長くなる場合があります。
このオプションをオフにすると、Analytics はスクリプト実行時に検証を表示しなくなります。
この設定への変更は、次の構文を使用してログに記録されます。
SET TEST {ON|OFF}
コマンド結果の XML 出力を生成しない
このオプションがオンの場合、画面へのコマンド出力を書式付きのテキストではなく標準のテキストとして生成します。
この設定への変更は、次の構文を使用してログに記録されます。
SET SUPPRESSXML {ON|OFF}
ヌル フィールドに適合する値を返す
このオプションは、NULL 文字値の解釈方法を制御します。文字値は、空の場合、つまりデータが入っていない場合は "NULL" になります。たとえば、NAME="" は、NULL 文字値を含む式となります。2 つの引用符の間には何も挿入されません。
このオプションがオンの場合、Analytics は NULL をワイルドカードと解釈します。たとえば、ビュー フィルターを NAME = "" とすると、NAME フィールドに何か値が入っているレコードが表示されます。
このオプションがオフの場合、Analytics は NULL を文字どおりに NULL と解釈します。たとえば、ビュー フィルターを NAME = "" とすると、NAME フィールドにデータが入っていないレコードのみが表示されます。
階層数(間隔数)
このオプションでは、階層化またはヒストグラムにおいて、デフォルトで選択される階層数(間隔数)を指定します。1 から 255 までの数値を入力します。デフォルトは 10 です。
エラー制限
このオプションは、Sequence コマンドまたは Verify コマンドの処理を停止するデフォルトのエラー数を設定します。1 から 255 までの数値を入力します。デフォルトは 10 です。
コマンド再試行回数
メモ
Analytics スクリプトにのみ適用されます。Analytics のユーザー インターフェイスには適用されません。
最初の試行が失敗した場合、Analytics がデータのインポートまたはエクスポートを試行する回数を指定します。0 から 255 までの数値を入力します。0 を入力すると、最初の失敗後に追加の試行は行われません。デフォルトは 0 です。
再試行の間の待ち時間はありません。各連続した試行は、直前の失敗直後に行われます。
再試行を指定する機能は、データベースまたはクラウド データ サービスに接続する場合に便利ですが、一時的に利用できない可能性があります。
この設定への変更は、次の構文を使用してログに記録されます。
SET RETRY 数
以下のコマンドに適用されます:
インポート |
|
SAP (Direct Link) |
|
エクスポート |
|
最大カテゴリ
このオプションは、学習コマンドの入力として使用される文字キー フィールドで発生する一意の値の最大数を指定します。1 から 255 までの数値を入力します。
通知設定
再試行回数
このオプションは、通知操作が最初の試行に失敗した後、電子メールの送信を試行する回数を指定します。0 から 255 までの数値を入力します。0 を入力すると、最初の失敗後に追加の試行は行われません。デフォルトは 5 です。
通知操作が電子メールの送信に失敗することについて考えられる理由の 1 つは、電子メール サーバーを利用できないということです。
再試行間隔 (秒)
このオプションは、電子メールの送信を最初に失敗した後、追加で試行する間隔を秒単位で指定します。1 から 255 までの数値を入力します。デフォルトは 10 秒です。
通知に失敗したらスクリプトを停止する
このオプションをオンにした場合、Analytics は通知操作が失敗するとスクリプトの処理を停止します。スクリプトは、最初の失敗後に停止するか、または[再試行回数]に指定された試行回数後、どの試行も成功しなかった場合に停止します。デフォルトの設定はオフで、この場合は、通知操作が失敗してもスクリプトを続行することができます。
無効な電子メール受信者は、通信操作の失敗と見なされないので、[通知に失敗したらスクリプトを停止する]の設定に関係なく、これによりスクリプトが停止されることはありません。