COUNT コマンド
現在のビュー内のレコードの合計数や、指定した条件を満たすレコード件数をカウントします。
構文
COUNT <IF テスト> <WHILE テスト> <FIRST 範囲|NEXT 範囲>
パラメーター
名前 | 説明 |
---|---|
IF テスト 省略可能 |
各レコードを処理するために真である必要がある条件式。 コマンドは、その条件を満たすレコードに対してのみ実行されます。 メモ IF パラメーターは、任意の範囲パラメーター(WHILE、FIRST、NEXT)が適用された後に、テーブルに残るレコードに対してのみ評価されます。 |
WHILE テスト 省略可能 |
各レコードを処理するために真である必要がある条件式。 条件が false と評価するか、テーブルの最後に達したら、コマンドは実行を中止します。 メモ WHILE を FIRST または NEXT とともに使用する場合は、1 つの制限に達するとすぐに、レコードの処理が停止します。 |
FIRST 範囲 | NEXT 範囲 省略可能 |
処理するレコード数:
範囲は処理するレコード数を指定します。 FIRST と NEXT を省略すると、すべてのレコードがデフォルトで処理されます。 |
Analytics の出力変数
名前 | 含む |
---|---|
COUNTn |
コマンドによって計算されたレコード数。
|
例
COUNT1 を保管する
COUNT コマンドの結果は COUNT1 出力変数に保管されます。 この変数の値を取得してユーザー定義変数に保管することができます。
COUNT コマンドが実行されるたびに、COUNT1 変数が上書きされます。したがって、この変数の値は、テーブルにフィルターを適用した後でこのコマンドが再度実行される前に、ユーザー定義変数に格納しておく必要があります。
OPEN CustomerAddress COUNT TotalRec = COUNT1 SET FILTER TO ModifiedDate > '20100101' COUNT TotalFilteredRec = COUNT1
備考
COUNT の用途
COUNT コマンドの用途は、Analytics テーブル内のレコード数をカウントしたり、特定のテスト条件を満たすレコードのみをカウントしたりすることです。 テスト条件を指定しないと、Analytics テーブル内のレコードの合計が表示されます。
COUNT へのフィルターの影響
ビューにフィルターが適用されている場合は、フィルターリング条件の適用後、ビュー内に残っているレコード数がカウントされます。