IF コマンド

コマンドを実行するために true と評価する必要のある条件を指定します。

構文

IF テスト コマンド

パラメーター

名前 説明
検査

コマンドを実行するために満たす必要のある条件。

コマンド

テストの評価結果が true の場合に実行する、任意の有効な ACLScript コマンド。

スクリプトを条件付きで実行する

v_counter 変数が 10 より大きい場合にのみ、テーブルに対して CLASSIFY を実行するには、次のように指定します。

IF v_counter > 10 CLASSIFY ON Location TO "Count_by_Location.fil" OPEN

ユーザーの決定に基づいてコマンドを実行する

テーブルを分類化するかどうかをスクリプトのユーザーに決定させたいとします。

スクリプトで、選択した場合には、CLASSIFY を実行できるというチェックボックスとともに、ダイアログボックスを含めます。 チェックボックスには、論理変数 v_classify_checkbox に True または False 入力値が保存されます。

IF テストを使用して、v_classify_checkbox の値を決定します。値が True の場合は、CLASSIFY は次を実行します。

IF v_classify_checkbox=T CLASSIFY ON Location TO "Count_by_Location.fil" OPEN

備考

IF コマンドと IF パラメーターの比較

IF コマンドのロジックは、ほとんどのコマンドでサポートされている IF パラメーターとは異なります。

  • IF コマンド:テスト式の値に基づいて、関連付けられたコマンドを実行するかどうかを判断します。
  • IF パラメーター:Analytics テーブル内の各レコードに対し、テスト式の値に基づいて、コマンドを実行するかどうかを判断します。

スクリプト内で判断を行う

スクリプトでは、一連の IF コマンド条件を入力して、その結果を基に異なるコマンドを実行できます。 さらに処理を行うかどうかを判断するために、IF コマンドを使用して変数の値をテストすることができます。