IMPORT LAYOUT コマンド
外部のテーブル レイアウト ファイル(.layout)を Analytics プロジェクトにインポートします。
メモ:
バージョン 11 より前の Analytics では、外部テーブル レイアウト ファイルのファイル拡張子には .fmt を使用していました。 拡張子を手動で指定すれば、拡張子 .fmt のテーブル レイアウト ファイルを今後もインポートすることができます。
構文
IMPORT LAYOUT 外部レイアウトファイル TO テーブルレイアウト名
パラメーター
名前 | 説明 |
---|---|
外部レイアウトファイル |
外部テーブル レイアウト ファイルの名前。 ファイル名やパスにスペースが含まれている場合は、"Ap Trans.layout" のように引用符で囲む必要があります。 ファイル拡張子 .layout はデフォルトで使用されるので、指定する必要はありません。 .fmt など、別のファイル拡張子を必要に応じて使用することもできます。 レイアウト ファイルが Analytics プロジェクトと同じフォルダーにない場合は、ファイルの場所を指定するために絶対パス(例:"C:\Saved layouts\Ap_Trans.layout")または相対パス(例:"Saved layouts\Ap_Trans.layout")を使用する必要があります。 |
TO テーブル レイアウト名 |
インポートされたテーブル レイアウトの、Analytics プロジェクトにおける名前。たとえば、"Ap Trans May" と指定します。 テーブル レイアウト名にスペースが含まれる場合は、引用符で囲まれた文字列として指定する必要があります。 外部レイアウトファイルの名前とは異なるテーブルレイアウト名を指定することができます。 |
例
外部テーブル レイアウト ファイルのインポート
次の例では、Analytics プロジェクトに Ap_Trans.layout という名前の外部テーブル レイアウト ファイルをインポートし、Ap_Trans _May という新しいテーブル レイアウトを作成しています。
IMPORT LAYOUT "C:\Saved layouts\Ap_Trans.layout" TO "Ap_Trans_May"
備考
IMPORT LAYOUT の使用に適する場面
外部テーブル レイアウト ファイルをインポートし、データ ファイルに関連付けると、新しいテーブル レイアウトをゼロから作成する手間を省くことができます。
- インポートしたテーブル レイアウトに特定の Analytics データ ファイル(.fil)との関連が指定されており、プロジェクトを含んでいるフォルダーに同じ名前のデータ ファイルが存在する場合には、フォルダー内のそのデータ ファイルとインポートしたテーブル レイアウトは自動的に関連付けられます。
- プロジェクト フォルダーに同じ名前のデータ ファイルが存在しない場合は、インポートしたテーブル レイアウトを新しいデータ ソースにリンクする必要があります。
テーブル レイアウトとソース データ ファイルが対応している必要性
インポートするテーブル レイアウトと、それに関連付けるデータ ファイルは、対応している必要があります。 つまり、データ ファイル内のデータの構造は、テーブル レイアウトのメタデータによって規定されるフィールド定義に対応している必要があります。
データ構造は、データ ファイルに含まれるデータ要素(フィールド)、フィールド数やフィールドの並び順、各フィールドのデータ型や長さを示します。 テーブル レイアウトとデータ ファイルが一致していない場合は、雑然としたデータになったり、データが欠落する結果となります。