PAUSE コマンド
スクリプトを一時停止し、ユーザーのダイアログ ボックスに情報を表示します。
構文
PAUSE メッセージ <IF テスト>
パラメーター
名前 | 説明 |
---|---|
メッセージ |
ダイアログ ボックスに表示するメッセージ。 199 文字を上限とします。 メッセージは二重引用符で囲む必要があります。 メッセージ内に二重引用符がある場合は、二重引用符を一重引用符で囲んでください。 |
IF テスト 省略可能 |
各レコードを処理するために真である必要がある条件式。 コマンドは、その条件を満たすレコードに対してのみ実行されます。 メモ IF パラメーターは、任意の範囲パラメーター(WHILE、FIRST、NEXT)が適用された後に、テーブルに残るレコードに対してのみ評価されます。 |
例
エラー メッセージを表示する
特定の要件を満たすユーザー入力が必要であるとします。 入力が要件を満たさないことを検出した場合には、PAUSE コマンドを使ってエラー メッセージをダイアログ ボックスに表示します。次のようにします。
PAUSE "この製品クラスの値は 2 桁にしてください。"
備考
PAUSE の用途
PAUSE の用途は、スクリプトの実行中に読み取り専用のメッセージを画面に表示することです。 エラー メッセージや分析操作の結果などの情報を表示できます。
機能の仕組み
メッセージ ダイアログ ボックスが表示されている間、スクリプトの実行は停止され、ユーザーが[OK]をクリックしてメッセージ ダイアログ ボックスを閉じた後にのみ再開されます。 このため、無人で実行する必要があるスクリプトやアナリティクスで PAUSE を使用することはできません。
制限
PAUSE には次の制限があります。
- GROUP コマンド内に含めることができない
- ロボットまたは AX Server で実行されるアナリティクスで使用できない