データベース プロファイルの作成

データベース プロファイルは、AX Server を Oracle、IBM DB2、あるいは Microsoft SQL Server データベースへ接続するために使用します。 関連するデータベース プロファイルを作成する前に、Analytics を AX Server へ接続するためのサーバー プロファイルを作成する必要があります。

データベース プロファイルは、AX Server と同じサーバー上にあるデータベースへ接続する必要はありませんが、AX Server がインストールされているサーバーからアクセスできる必要があります。 たとえば、Microsoft SQL Server へ接続する場合、データベース エンジンはネットワーク上のアクセス可能なすべてのサーバーに置くことができますが、データベース プロファイルによって使用される ODBC 接続は、AX Server がインストールされているサーバーで設定する必要があります。

AX Server を使用して直接アクセスする Oracle、DB2、SQL Server データベースのデータベース プロファイルを作成することができます。 データベースへの直接アクセスとは、Analytics でサーバー テーブルを開くたびにデータベースに対してクエリを実行して、最新のデータを AX Server と Analytics との間で転送し、そのデータをアクティブな Analytics ビューでテーブルに表示するということです。 これは、Analytics でのその他多くのデータ アクセスのタイプと異なります。その他のタイプの場合、データは Analytics で表示される前に中間データ ファイル(.fil)にコピーされます。このデータ ファイルはその内容を明確にリフレッシュしない限り更新されません。

メモ

入力すべき設定が不明な場合やデータ ソースに接続できない場合は、システム管理者またはデータベース管理者に問い合わせてください。

データベース プロファイルを作成するには

  1. サーバー > データベース プロファイル]の順に選択します。
  2. 新規作成]をクリックします。
  3. 新しいプロファイルの追加]ボックスで[プロファイル名]に名前を入力します。任意で[設定のコピー元]ドロップダウン リストから既存のプロファイルを選択することもできます。これにより、既存のプロファイルの設定を[データベース プロファイル]ダイアログ ボックスにあらかじめ入れておくことができます。入力が完了したら[OK]をクリックします。
  4. サーバー プロファイル]ドロップダウン リストで、データベース プロファイルに関連付けるサーバー プロファイルを選択します。
  5. 種類]ドロップダウン リストで適切なデータベース(ORACLE、DB2、または SQLServer)を選択します。
  6. データベースにアクセスするのに必要なユーザー ID を[ユーザー ID]に入力します。
  7. (省略可能) データベースにアクセスするのに必要なパスワードを[パスワード]に入力します。
  8. サービス名]に、接続するデータベース名を入力します。
  9. 保存]をクリックします。 パスワードを入力した場合、Analytics はプロファイルのパスワードを保存するかどうかを確認するメッセージ ボックスを表示します。

    このプロファイル用のパスワードを保存する場合は、[はい]をクリックします。

    データベース プロファイル]ダイアログ ボックスに戻ってパスワードを削除するには、[いいえ]をクリックします。

    メモ

    このプロファイル用のパスワードを保存しない場合は、Analytics がデータ ソースへの接続を確立するたびにパスワードを入力する必要があります。

  10. 閉じる]をクリックします。