コンセプト情報
Oracle は広く使用されているリレーショナル データベース管理システム(RDBMS)です。Oracle データ コネクターを使用して、会社のオンプレミス Oracle データベースからデータをインポートできます。
メモ
Oracle データ コネクターは、Oracle Cloud または Oracle Fusion データ ソースからのデータのインポートをサポートしません。
ACL for Windows は任意のコネクターとして Oracle を提供します。データ アクセス ウィンドウでこのコネクターを使用できない場合、一般的に、インストール中にコネクターが選択されていないことが原因です。詳細については、任意の Analytics データ コネクター と Python エンジンをインスト-るするを参照してください。
作業を開始する前に
Oracle の資格情報
Oracle に接続するには、以下を収集する必要があります。
- Oracle のユーザー名およびパスワード
- データベースのホスト名または IP アドレスおよびサービス名
- データベース内のテーブルへの読み取りアクセス許可
接続の前提条件の収集については、組織の Oracle 管理者に支援を仰いでください。管理者から支援を得られない場合は、あなたまたは管理者から Oracle のサポートにお問い合わせください。
Oracle Instant Client
このコネクターを使用するには、Analytics と同じコンピューターに Oracle Instant Client をインスト-ルする必要があります。Instant Client が何ビット版であるかと、お使いのオペレーティング システムが何ビット版であるかが一致する必要があります。32 ビット版の Oracle Instant Client を 64 ビット マシンにインストールしても、接続が失敗するためです。
Oracle 接続を作成する
- Analytics のメイン メニューから、[インポート > データベースとアプリケーション]を選択します。
- ACL コネクター セクションの[新規の接続 ]タブから、Oracleを選択します。
ヒント
使用可能なコネクターのリストをフィルタリングするには、[接続のフィルタリング]ボックスに検索文字列を入力します。コネクターはアルファベット順に表示されます。
- [データ接続の設定]パネルが開いたら、接続設定を入力し、パネルの下部にある[保存して接続]をクリックします。
デフォルトの接続名を使用するか、新しい接続名を入力します。
Oracleの接続は、[既存の接続]タブに保存されます。今後、Oracleに接続するには、保存したこの接続を使用できます。
接続が確立されると、データ アクセス ウィンドウが開いてステージング領域が表示されるので、データのインポートを開始できます。Oracleからデータをインポートする方法については、データ アクセス ウィンドウの作業を参照してください。
接続設定
基本設定
設定 | 説明 | 例 |
---|---|---|
サーバー |
Oracle データベースをホストするサーバーのホスト名または IP。 |
localhost |
ポート | Oracle データベースをホストするサーバーに接続するためのポート。 | 1521 |
サービス名 | Oracle データベースのサービス名。 | XE |
ユーザー | Oracle データベースで認証するためのユーザー ID。 | SYSTEM |
パスワード | 指定したユーザーを Oracle データベースで認証するためのパスワード。 |
詳細設定
設定 | 説明 | 例 |
---|---|---|
閲覧可能なスキーマ | 参照可能なデータベース オブジェクト ツリーを制限する、スキーマのカンマ区切りのリストを提供します。 | BrowsableSchemas=SYSTEM,SYS |