コンセプト情報

ACCESSDATA コマンド

Salesforce.com はクラウドのカスタマー リレーションシップ マネジメント(CRM)プラットフォームです。Salesforce データ コネクターを使用して、会社の Salesforce データをインポートできます。

メモ

Analytics は任意のコネクターとして Salesforce を提供します。データ アクセス ウィンドウでこのコネクターを使用できない場合、一般的に、インストール中にコネクターが選択されていないことが原因です。詳細については、任意の Analytics データ コネクター と Python エンジンをインスト-るするを参照してください。

Salesforce の資格情報

Salesforce に接続するには、以下を収集する必要があります。

  • Salesforce のユーザー名
  • Salesforce のパスワード
  • セキュリティ トークン

    メモ

    セキュリティ トークンを必要とする接続もあれば、必要としない接続もあります。セキュリティ トークンは、それがないと接続が失敗する場合に限って必要です。

接続の前提条件の収集については、組織の Salesforce 管理者に支援を仰いでください。管理者から支援を得られない場合は、あなたまたは管理者から Salesforce のサポートにお問い合わせください。

Salesforce の API およびエディション

このコネクターでは、Salesforce の API を使ってデータにアクセスするため、あなたまたは社内の Salesforce 管理者は、あなたが接続を行う前に、Salesforce を使って会社およびユーザー アカウントが API にアクセスできるようにしておく必要があります。また、あなたは以下の Salesforce エディションのいずれかを持っている必要があります。

  • Developer Edition
  • Professional Edition
  • Enterprise Edition
  • Unlimited Edition

メモ

あなたが Salesforce の既存のユーザーで、アカウントをこれらのエディションのいずれかにアップグレードしたい場合は、Salesforce の顧客担当者にお問い合わせください。

  1. Analytics のメイン メニューから、[インポート > データベースとアプリケーション]を選択します。
  2. ACL コネクター セクションの[新規の接続 ]タブから、Salesforceを選択します。

    ヒント

    使用可能なコネクターのリストをフィルタリングするには、[接続のフィルタリング]ボックスに検索文字列を入力します。コネクターはアルファベット順に表示されます。

  3. データ接続の設定]パネルが開いたら、接続設定を入力し、パネルの下部にある[保存して接続]をクリックします。

    デフォルトの接続名を使用するか、新しい接続名を入力します。

Salesforceの接続は、[既存の接続]タブに保存されます。今後、Salesforceに接続するには、保存したこの接続を使用できます。

接続が確立されると、データ アクセス ウィンドウが開いてステージング領域が表示されるので、データのインポートを開始できます。Salesforceからデータをインポートする方法については、データ アクセス ウィンドウの作業を参照してください。

基本設定

設定 説明
ユーザー

サーバーで認証する Salesforce アカウントのユーザー名。

 
パスワード Salesforce サーバーで認証するために使用される Salesforce アカウントのパスワード。  
セキュリティ トークン

Salesforce アカウントへのアクセスを認証するセキュリティ トークン。

セキュリティ トークンを取得するには、プロファイル情報に移動し、セキュリティ トークンをリセットします。パスワードがリセットされた場合は、セキュリティ トークンもリセットする必要があります。

 
プロキシ サーバー

HTTP トラフィックをルーティングするプロキシのホスト名または IP アドレス。

ドライバーは、HTTP、Windows (NTLM)、または Kerberos 認証タイプを使用して、HTTP プロキシで認証できます。

 
プロキシのポート HTTP トラフィックをリダイレクトする、HTTP プロキシが実行されているポート。 80
プロキシ ユーザー ProxyServer プロキシで認証するために使用されるユーザー名。  
プロキシのパスワード ProxyServer プロキシでプロキシ ユーザーを認証するためのパスワード。  

詳細設定

設定 説明
サンドボックスの URL への接続を有効化 Salesforce サンドボックス アカウントに接続するかどうかを指定します。 false
サンドボックスの URL    
SSL サーバー証明書

TLS/SSL を使用して接続するときにサーバーから許可される証明書。

次のいずれかを使用できます。

  • 完全な PEM 証明書
  • 証明書を含むローカル ファイルへのパス
  • 公開鍵
  • MD5 または SHA1 サムプリント(スペースまたはコロンで 16 進数値を区切ることができます)

コンピューターから信頼されない他の認定書はすべて拒否されます。

 
WVarchar にマッピング

文字列型を SQL_VARCHAR ではなく、SQL_WVARCHAR にマッピングするかどうかを指定します。デフォルトで設定されます。

文字列を SQL_WVARCHAR にマッピングし、さまざまな国際文字セット格納するため、MapToWVarchar はデフォルトで true に設定されています。false に設定すると、SQL_VARCHAR を使用できます。

true