テーブル レイアウトのプロパティの設定
テーブル レイアウト ダイアログ ボックスの[テーブル レイアウト オプション]では、テーブル レイアウトに関する基本的なプロパティの多くを変更することができます。選択したテーブル レイアウトに適用されないプロパティやオプションは無効になっています。これは、そのプロパティやオプションが、テーブル レイアウトに関連付けられているデータ ソースに対応しないものだからです。
[テーブル レイアウト]ダイアログ ボックスのデータ プレビュー領域は、行う変更によって動的に更新されます。
テーブル レイアウトのプロパティを設定するには
- []の順にクリックします。
- [テーブル レイアウト オプション]タブをクリックします。
[メディアの種類]ドロップダウン リストで、データの物理的なアクセス方法を指定します。通常、この値には "ディスク" が設定され、変更することはできません。
- [ファイルの種類]ドロップダウン リストには、レコードをデータ ソースに保存する方法を指定します。以下のオプションから選択することができます。
固定レコード長 – 各レコードの長さが同じで、各フィールドの位置も全レコードで同一であるデータ ファイルの場合には、このオプションを選択します。
IBM 可変レコード長 – レコードの長さが可変長のデータ ファイルの場合には、このオプションを選択します。
テキスト ファイル (CR または CRLF) – 各レコードの終わりを、キャリッジ リターン(CR)またはキャリッジ リターン/ライン フィード シーケンス(CRLF)で指定されたテキスト ファイルの場合には、このオプションを選択します。
- データ ファイルの表示に使用する文字セットを変更する場合は、[文字型]ドロップダウン リストから適切なオプションを選択できます。
ASCII、EBCDIC または Unicode(Unicode 版 Analytics を使用している場合)を選択することができます。選択されている文字セットが、データ ファイルのエンコードと一致しない場合は、データ プレビュー領域のデータが文字化けします。
文字セットは、データ プレビュー領域の左上隅の文字セット トグル スイッチをクリックして変更することもできます。
データ プレビュー領域の左下隅の[16 進]チェック ボックスをオンにすると、16 進数の形式でデータを表示できます。このオプションは、印刷できない文字や圧縮データ(IBM メインフレーム コンピューターから作成されるパック化された数値データなど)を処理する場合に便利です。ただし、[レコード長]や[スキップする長さ]の値を変更する必要があります。
- レコード長を変更する場合は、[レコード長]テキスト ボックスの数値を大きくしたり小さくしたりして調整します。
レコード長は、固定長ファイルの各レコードの長さ、または可変長レコードの最長レコードの長さを指します。フィールドの値が右にずれている場合は、おそらくレコード長の値を増やす必要があります。フィールドの値が左にずれている場合は、おそらくレコード長の値を減らす必要があります。
- ファイルの先頭からデータを除外する場合は、[スキップする長さ]テキスト ボックスに値を指定します。
[スキップする長さ]の値は、ファイルの先頭部分でスキップするバイト数を指定します。デフォルト値のゼロは、ファイル全体が処理されることを意味します。データをスキップするには、ゼロより大きい値を入力します。たとえば、先頭から 32 バイトにヘッダー情報のみが含まれている場合、この情報を除外するためには、値として 32 を指定します。
- テーブル レイアウトに関するノートを追加する場合は、[テーブル レイアウト ノートの編集
] をクリックしてノート テキストを入力し、[閉じる
] をクリックします。
- データ プレビュー領域にデータが不正確に表示される場合は、[ファイルの分析
]をクリックしてデータ ファイルのプロパティを自動的に調べさせることができます。
- データ ソースが区切り文字付きテキスト ファイルで、そのデータ ファイルがデータ プレビュー領域で不正に表示される(またはデータがなにも表示されない)場合は、フィールド区切りや区切り文字を手作業で指定する必要があります。
- [区切り文字付きファイルの変換
]をクリックします。
- [カスタム区切り文字]ダイアログ ボックスの[フィールドの区切り文字]および[文字列の区切り文字]に必要な値を入力し、[OK]をクリックします。
- 新しいデータ ファイル(.fil)の名前を入力して[保存]をクリックします。
- [区切り文字付きファイルの変換
- [閉じる
] をクリックして、テーブル レイアウト ダイアログ ボックスを閉じ、変更を保存します。