RETRIEVE コマンド

バックグラウンド処理に送信された Direct Link クエリの結果を取得します。

メモ

RETRIEVE コマンドは、Direct Link がローカル コンピューターと組織の SAP システムにインストールおよび構成されている場合にのみサポートされます。

構文

RETRIEVE テーブル名 PASSWORD 番号

パラメーター

名前 説明
テーブル名

Direct Link クエリによって Analytics 内に最初に作成されるテーブルの名前。

RETRIEVE を使用する前に、テーブルが存在する必要があります。

PASSWORD 番号

使用するパスワード定義。

実際のパスワードを入力することを求めたり指定したりするのには、PASSWORD 番号の構文は使用しません。パスワード定義とは、以前に PASSWORD コマンドか SET PASSWORD コマンドを使用して入力または設定されたパスワードのことです。

番号はパスワード定義の番号です。たとえば、以前に 2 つのパスワードをスクリプトで設定したり入力したりしている場合には、PASSWORD 2 により、2 番目のパスワードを使用することを指定するなどします。

パスワードの入力または設定の詳細については、次を参照してください。

メモ

このパスワードは、SAP システムにアクセスするのに使用します。

バックグラウンド モードでのクエリの結果を取得する

次の例では、パスワードを設定した後、DD02T_Data という名前の Analytics テーブルに対するバックグラウンド モードでのクエリの結果を取得します。

SET PASSWORD 1 TO "pwd"
RETRIEVE DD02T_Data PASSWORD 1