DEFINE VIEW コマンド

新しいビューの定義または既存のビューを上書します。

構文

DEFINE VIEW ビュー名 <RLINES n> <ALL> <SUPPRESS> <SUMMARIZED> <IF テスト> <WHILE テスト> <HEADER ヘッダーテキスト> <FOOTER フッターテキスト> <TO レポート ファイル名 <HTML> > <OK>

パラメーター

名前 説明
ビュー名

作成または上書きするビューの名前。

メモ

ビューの名前は、64 文字までの英数字に制限されます。名前にはアンダースコア文字(_)を使用できますが、他の特殊文字やスペースは使用できません。名前の先頭を数字にすることはできません。

RLINES n

省略可能

ビューやレポートの詳細レコードの行間隔。デフォルトでは、詳細行の行間隔は 1 行です。

ALL

省略可能

アクティブな Analytics テーブル レイアウト内のすべてのフィールドがビューに追加されます。

SUPPRESS

省略可能

ビューから生成されるレポートで、空白の詳細行を表示させません。レポートの生成時、空白の詳細行は出力から除外されます。このオプションは、複数行ビューを基にしたレポートに適用されます。

SUMMARIZED

省略可能

ビューから生成されるレポートに小計と合計は含めるが、詳細行を含めないことを指定します。

小計は、ビューで定義されているブレーク フィールドを基に生成されます。このオプションを指定しないと、レポートには、指定した各ブレーク フィールドの小計と併せて詳細行も含まれます。

IF テスト

省略可能

各レコードを処理するために真である必要がある条件式。コマンドは、その条件を満たすレコードに対してのみ実行されます。

メモ

IF パラメーターは、任意の範囲パラメーター(WHILE、FIRST、NEXT)が適用された後に、テーブルに残るレコードに対してのみ評価されます。

WHILE テスト

省略可能

各レコードを処理するために真である必要がある条件式。条件が false と評価するか、テーブルの最後に達したら、コマンドは実行を中止します。

メモ

WHILE を FIRST または NEXT とともに使用する場合は、1 つの制限に達するとすぐに、レコードの処理が停止します。

HEADER ヘッダーテキスト

省略可能

レポートの各ページの最上部に挿入されるテキスト。

ヘッダーテキストは引用符で囲んだ文字列として指定する必要があります。この値は、Analytics のシステム変数である HEADER の値よりも優先されます。

FOOTER フッターテキスト

省略可能

レポートの各ページの最下部に挿入されるテキスト。

フッターテキストは引用符で囲んだ文字列として指定する必要があります。この値は、Analytics のシステム変数である FOOTER の値よりも優先されます。

TO レポートファイル名 HTML

省略可能

このビューから作成されるレポートのファイル名と種類。

HTML キーワードを使用して、このビューから生成されたレポートを HTML ファイル(.htm)として保存します。デフォルトでは、生成されるレポートは ASCII テキスト ファイルとして出力されます。

OK

省略可能

アクションを確認せずに、項目を削除または上書きします。

ビューを作成する

次の例では、Ar テーブルを開き、そのテーブル レイアウトの全フィールドを含む AR_Report というビューを作成します。

OPEN Ar
DEFINE VIEW AR_Report HEADER "AR_Report" ALL OK