ACL for Windows インストールおよびアクティベーションガイド
このガイドでは、ACL for Windows のインストールまたはアップグレードについて詳しく説明します。次のコンポーネントが含まれています。
- Analytics
- オフライン プロジェクト
前のバージョンからのアップグレード
以下の表は、別のバージョンの Analytics のアップグレード パスについて説明します。
| 現在インストールされている Analytics バージョン | アクション | 結果 |
|---|---|---|
| Analytics 16.1 | バージョン 16.1.1 インストーラー(ACLforWindows161.exe)を実行する | Analytics がバージョン 16.1.1 にアップグレードされます |
| Analytics 16.0 | バージョン 16.1.1 インストーラー(ACLforWindows161.exe)を実行する | Analytics がバージョン 16.1.1 にアップグレードされます |
| 16.0 より前の ACL Analytics または ACL Desktop | バージョン 16.1.1 インストーラー(ACLforWindows161.exe)を実行する |
Analytics 16.1.1 が前のバージョンと共存インストールされます アップグレードはありません。以前のバージョンの Analytics または ACL Desktop は、インストールしたままにすることもアンインストールすることもできます。 |
ACL for Windows インストール クイック スタート
(詳細なインストール手順については、ACL for Windows をインストールするを参照してください。)
メモ
ACL for Windows をインストールまたはアップグレードする場合、インストールまたはアップグレード中に指定した Analytics 作業ディレクトリにある既存の Analytics サンプルデータファイルは上書きされます。
サンプル プロジェクトやデータファイルに対して行ったどのような変更も保持したい場合は、インストールまたはアップグレードを実行する前に、他の場所にファイルを保存するか、それらが含まれるフォルダーの名前を変更してください。関連付けられたコマンド ログ ファイルを維持したい場合は、ログと同じ操作を実行します。
Analytics が認証局に接続できることを確認する
Analytics はデジタル証明書を使用して、その信頼性と完全性を検証します。証明書は、検証できるように、サードパーティの認証局である DigiCert へのインターネット接続が必要です。ネットワークファイアウォールの背後に Analytics をインストールする場合、ファイアウォールは、証明書が DigiCert に接続できるように設定されている必要があります。必要な接続がないと、Analytics を使用することはできません。
詳細については、Analytics が認証局に接続できることを確認するを参照してください。
インストーラーのダウンロード
Launchpad (www.highbond.com) にサインインし、ACL for Windows インストールパッケージ (ACLforWindows1611.exe) をダウンロードします。
Launchpad サインイン資格情報がない場合は、ACL for Windows をインストールするを参照してください。
インストール ファイルの展開
- ACL for Windows インストールパッケージ(ACLforWindows1611.exe)をダブルクリックします。
- セキュリティ警告のダイアログ ボックスが表示された場合は、リストされた情報を確認して、[はい]をクリックします。
ヒント
[セキュリティ警告]ダイアログ ボックスは開いたウィンドウの後ろに配置して非表示にできます。
- インストールに使用したい言語を選択して、[OK]をクリックします。
- [展開場所の設定]ページで、[展開]をクリックします。
ファイルが展開された後、インストーラーが自動的に開始されます。
必須コンポーネントのインストール(必要な場合)
必須コンポーネントをインストールするよう求められた場合は、[インストール]をクリックします。
必須コンポーネントがインストールされた後、インストーラーは自動的に進みます。
ACL for Windows インストールまたはアップグレードの実行
画面の手順に従い、ACL for Windows をインストールまたはアップグレードします。インストーラーによって、Analytics 16.1.1 の新規インストールが実行されます。バージョン 16.0 または 16.1 がインストールされている場合は、アップグレードが実行されます。
[ACL エディションの選択]ページで、インストールするエディションを選択します。
- 非 Unicode
- Unicode
注意
インストールするエディションが、御社に合ったエディションであることを確認してください。
詳細については以下を参照 Analytics の非 Unicode 版または Unicode 版をインストールすべきですか?
メモ
旧バージョンの Analytics との共存インストールを実行する場合、または Analytics バージョン 16.0 または 16.1 からアップグレードする場合は、インストーラーにより、現在インストールされているバージョンと同じエディションが強制的に選択されます。
非 Unicode 版と Unicode 版を並べてインストールすることはできません。詳細については、異なるバージョンまたはエディションの共存インストールを参照してください。
任意の Analytics データ コネクター と Python エンジンをインスト-るする
Analytics は、サポートされているさまざまなデータ ソースのデータにアクセスするためのデータ コネクターと、Analytics 機械学習コマンドを有効にするための Python エンジンを提供します。このようなコネクターの一部と Python エンジンは任意です。ACL for Windows のインストール中にインストールするかどうかを選択できます。
メモ
任意のデータ コネクターや Python エンジンをインストールせず、後からこれらのいずれかが必要になった場合は、ACL for Windows をアンインストールしてから再インストールする必要があります。
バージョン 16.0 または 16.1 からアップグレードする場合は、これらのオプションに対して以前に選択した内容がインストーラーにより強制的に適用されます。
Microsoft Access データベースエンジンを除外するオプション
ACL for Windows のインストールまたはアップグレードでは、Analytics のインストールから Microsoft Access データベースエンジンを除外するオプションが用意されています。データベースエンジンは、Analytics と古い Excel ファイル、および Microsoft Access ファイルとの間の接続を提供します。
- Analytics で現行世代の Excel ファイル(*.xlsx)のみを使用し、古い Excel ファイル(*.xls)や Microsoft Access ファイル(*.mdb)を使用しない場合は、データベース エンジンを除外します。データベース エンジンは、他の新しい Microsoft Office 製品との互換性の問題を引き起こす可能性があります。そのため、データベース エンジンが必要ない場合は、除外してください。
- 古い Excel ファイル(*.xls)や Microsoft Access ファイル(*.mdb)をインポートしたり、それらにエクスポートしたりする必要がある場合は、データベース エンジンをインストールします。
メモ
Microsoft Access データベースエンジンが以前の ACL for Windows の一部としてすでにコンピューターにインストールされている場合、データベースエンジンを除外するオプションは表示されません。
Analytics 16.0 または 16.1 から 16.1.1 にアップグレードする場合、Microsoft Access データベースエンジンが不要であれば、手動で削除することができます。旧バージョンの Analytics をバージョン 16.1.1 と共存インストールする場合、旧バージョンのすべての機能を保持するために、データベースエンジンはインストールしたままにしておきます。
データベースエンジンを除外したものの、後で必要になった場合は、ACL for Windows をアンインストールして再インストールすることができます。
Analytics のアクティブ化
Analytics のアクティブ化の方法は、御社の認証方法によって異なります。
- 標準認証 単一の Analytics サブスクリプションをご利用の場合は、高い確実性で標準認証を使用します。
- カスタム ドメインを使用する認証 御社がシングル サインオン(SSO)をご利用の場合は、カスタム ドメインを使用して認証します。
メモ
御社がカスタム ドメインをご利用の場合は、Launchpad サインイン画面の最初の画面で電子メール アドレスとパスワードを入力しないでください。
標準認証
- デスクトップにある ACL for Windows 16 ショートカットをダブルクリックします。
- ACL Launchpad の資格情報を入力し、[サインイン]をクリックします。
- HighBond インスタンスを選択するように指示されたら、そのようにし、[Analytics のアクティブ化]をクリックします。
ACL for Windows が表示されます。
カスタム ドメインを使用した認証
- デスクトップにある ACL for Windows 16 ショートカットをダブルクリックします。
- Launchpad サインイン画面の下で、[カスタム ドメインにサインイン]をクリックします。
- 御社のカスタム ドメインを入力し、[続行]をクリックします。
自分のカスタム ドメインが分からない場合は、会社の Analytics アカウント管理者にお問い合わせください。
- SSO 資格情報を入力します。
- HighBond インスタンスが選択されていることを確認し、[Analytics のアクティブ化]をクリックします。
ACL for Windows が表示されます。
Analytics の開始
Analytics の作業を開始するには、ACL for Windows のメイン画面でオプションを選択します。
| オプション | アクション |
|---|---|
| 新しい空の Analytics プロジェクトを作成する | [作成する]から、[Analytics プロジェクト]をクリックします |
| 既存の Analytics プロジェクトを開く | [開く]から、[Analytics プロジェクト]をクリックします |
| 最近使用した Analytics プロジェクトまたはサンプルの Analytics プロジェクト(*.acl)を開く | [最近のアナリティクス ファイル]、または[サンプル ファイル]から、 プロジェクト名をクリックします |