インストールのトラブルシューティングとアクティブ化
ACL for Windows をインストールできない場合、またはインストールした後にソフトウェアをアクティブ化できない場合は、このセクションのトラブルシューティング情報を使用して解決できる可能性があります。
メモ
サポートに問い合わせる前に、ここで情報を確認してください。
インストールのトラブルシューティング
さまざまな問題が ACL for Windows のインストールを妨げる可能性があります。一般的に、このような問題は次の 3 つのカテゴリのいずれかに該当します。
- 管理者の権利 コンピューターの管理者の権利がなく、ソフトウェアをインストールできない。
- IT の承認 ソフトウェアが IT 部門によって承認されるまでは、会社によって、新しいソフトウェアまたは既存のソフトウェアの新しいバージョンのインストールが禁止されている。
- 技術要件 コンピューターが ACL for Windows をインストールするために必要なソフトウェアまたはハードウェア要件を満たしていない。
詳細については、ACL for Windows のシステム要件を参照してください。
上記の状況のいずれにおいても、通常は、IT 部門に問い合わせて問題を解決する必要があります。
アクティブ化のトラブルシューティング
さまざまな問題が ACL for Windows のアクティブ化を妨げる可能性があります。アクティブ化しないとソフトウェアを使用できません。一般的に、このような問題は次の 2 つのカテゴリのいずれかに該当します。
- 接続またはサインイン Launchpad への接続またはサインインができません。
ACL for Windows をアクティブ化するには、Launchpad(www.highbond.com)にサインインする必要があります。これは、Diligent 製品とサービスへのアクセスを管理するための Diligent のクラウド ベースのポータルです。
- ライセンス Launchpad にサインインできても、ACL for Windows ライセンスを取得できません。
メモ
ACL for Windows は、アクティブ化の問題をトラブルシューティングする際の助けとなるアクティベーション ログを作成します。
C:\Users\ユーザーアカウント名\AppData\Local\ACL\activation.log
詳細については、ACL for Windows のアクティブ化ログを参照してください。
以下の表にはアクティブ化に関連するトラブルシューティング情報があります。
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問題 |
考えられる解決策 |
|---|---|
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[ACL for Windows]サインイン ダイアログ ボックスにサインイン フィールドがなく、エラー メッセージが表示されます。 または [ACL for Windows]サインイン ダイアログ ボックスでサインイン認証情報を入力すると、エラー メッセージは表示されないがソフトウェアをアクティブ化できないか、または「アクティブ化エラーが発生しました」というメッセージが表示されます。 |
メモ 詳細については、プロキシ サーバーを介した HighBond への接続を参照してください。 |
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[ACL for Windows ]サインイン ダイアログ ボックスの内容が正しく表示されない(たとえば、内容が多すぎてダイアログ ボックスに収まらない)か、ポップアップ ウィンドウにスクリプト エラーが表示されます。 |
Internet Explorer のセキュリティ設定のレベルを高くすると、この問題が発生する可能性があります。 この問題を解決するには、https://*.highbond.com を、Internet Explorer 設定の信頼できるサイトのリストに追加します。あるいは、Internet Explorer のデフォルトのセキュリティ設定を復元できます。 |
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[ACL for Windows]サインイン ダイアログ ボックスにサインイン認証情報を入力すると、次のメッセージのいずれかが表示されます。
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ACL for Windows のアクティブ化ログ
Analytics を使用できない原因となっているアクティブ化の問題をお客様や IT 部門がトラブルシューティングするために、ACL for Windows のアクティブ化ログを使用することができます。
場所
アクティブ化ログは、お使いのコンピューターの AppData フォルダーにあります。
C:\Users\ユーザーアカウント名\AppData\Local\ACL\activation.log
アクティブ化ログをテキスト エディターで開いて末尾までスクロールすることで、最新の情報を確認することができます。
アクティブ化ログの設定
アクティブ化ログは、デフォルトでは最小限の情報量のみを記録するように設定されています。効率的にトラブルシューティングを行うには、それよりも多い情報量を記録するようにアクティブ化ログを設定する必要があります。
| アクティブ化ログの設定 | ログを設定する場所 | 詳細 |
|---|---|---|
| 0 | Windows レジストリ |
すべてのログ記録をオフにする 設定は手動で変更するまで保持される |
| 1 | Windows レジストリ |
最小限のログ記録(デフォルト) 設定は手動で変更するまで保持される |
start aclwin.exe /debugactivation |
Windows コマンド プロンプト |
より詳細なログ記録 設定は現在の Analytics セッション中のみ保持される |
| 2 | Windows レジストリ |
完全なログ記録(含む:Analytics の全ネットワーク トラフィック) 設定は手動で変更するまで保持される |
Windows レジストリを使ってアクティブ化ログの設定を変更する
手動で変更するまで保持されるアクティブ化ログの設定を指定するには、Windows レジストリ エディターを使用します。
メモ
この変更を行うには、コンピューターの管理者権限が必要です。
- レジストリ エディターを開きます。
レジストリ エディターを開くには、いくつかの方法があります。次の方法はお使いの Windows のバージョンで使用できます。
Windows エクスプローラーを使って、C:\windows\system32 サブフォルダーにある regedt32.exe を右クリックし、[管理者として実行]を選択します。
- 次に移動します。Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\ACL Software
- LogSubscription をダブルクリックします。
- [Value data(値のデータ)]フィールドにアクティブ化ログの設定(0、1、または 2)を入力し、[OK]をクリックします。
- レジストリ エディターを終了します。
次回 Analytics を使用すると、アクティブ化ログによって、指定した設定が使用されます。
Windows コマンド プロンプトを使ってアクティブ化ログの設定を変更する
Analytics セッションの間により詳細なログを記録するように指定するには、Windows コマンド プロンプトを使用します。
メモ
この変更を行うには、コンピューターの管理者権限が必要です。
-
管理者として Windows コマンド プロンプトを開きます。
Windows のバージョンによりますが、管理者としてコマンド プロンプトを開くにはさまざまな方法があります。
この方法は Windows のあらゆるバージョンで使用できます。
Windows Explorer を使って、C:\windows\system32 サブフォルダーにある cmd.exe を右クリックし、[管理者として実行]を選択します。
- 次のコマンド構文を入力し、Enter キーを押します。
start aclwin.exe /debugactivation
Analytics が開始され、セッション中にアクティブ化ログによって、指定した設定が使用されます。