テーブル レイアウトのフィールドの定義
Analytics テーブル レイアウトで、フィールドは、他のデータ単位とともにレコードを形成する、従業員 ID などのデータの単一の単位です。
Analytics テーブル レイアウトでは、次の 2 種類のフィールド タイプを定義することができます。
- 物理フィールド
- 演算フィールド
Analytics の各フィールドには、物理または演算フィールドの値がどのように処理され表示されるかを決定するデータ型(文字、数値、日付時刻、論理)を割り当てる必要があります。
物理フィールド
物理フィールドは、ファイルまたはデータベースなどのデータソースに物理的に存在する実際のデータに対応します。たとえば、物理フィールド Amount には、$88.50、$123.00 などの売上金額を含めることができます。
テーブル レイアウトで、レコードはそのデータがデータ ソースのどこに位置するかを定義し、物理フィールドはレコード内におけるフィールド データの位置を指定します。
Analytics テーブルを開くには、そのテーブル レイアウトに少なくとも 1 つの物理フィールドが定義されていなければなりません。通常、データ定義ウィザードまたはデータ アクセス ウィンドウを使用してテーブルを定義およびインポートした場合には、テーブル レイアウトの物理フィールドは Analytics によって自動的に定義されます。必要であれば、テーブル レイアウト ダイアログ ボックスで物理フィールドを手動で定義することができます。
詳細については、物理フィールドの定義を参照してください。
演算フィールド
演算フィールドは、Analytics 式を使用される「仮想フィールド」です。これにより、データソースに物理的に存在しない値を演算または計算できます。たとえば、演算フィールド Total Amount を作成し、式 Amount * 1.05 を使用して、5% の売上税を含む合計金額を計算させることができます。
Amount フィールド(物理) | Analytics 式 | Total Amount フィールド(演算) |
---|---|---|
$88.50 | 金額 * 1.05 | $92.93 |
$123.00 | 金額 * 1.05 | $129.15 |
演算フィールドは直接物理フィールドに対応しませんが、多くの場合、上記の例の Amount フィールドなどの 1 つ以上の物理フィールドを参照します。演算フィールド式は他の演算フィールドを参照したり、入力パラメーターとしてフィールドが必要ではない関数を含む場合があります。
演算フィールドは[テーブル レイアウト]ダイアログ ボックスで定義できます。
詳細については、演算フィールドの定義を参照してください。