FIELD タグ
ユーザーがアナリティクス スクリプトの入力として選択するフィールドを定義します。
このフィールドは、先行する TABLE タグで定義したテーブルに含まれます。最初の FIELD タグは、TABLE タグの直後に続ける必要があります。その後続けて、追加の FIELD タグを連続した行に入力できます。
メモ
TABLE タグと FIELD タグを選択できるようにするには、Analytics テーブルが保存場所にあらかじめ存在している必要があります。詳細については、DATA タグを参照してください。
ユーザーが同じアナリティクス スクリプトで使用するために別のテーブルやフィールドを指定できる変数を作成する場合は、TABLE および FIELD タグを使用します。スクリプトが常に同じテーブルやフィールドのセットで実行され、名前が変更されないという設計の場合は、テーブル名とフィールド名をスクリプトにハードコーディングして、TABLE および FIELD タグを使用しないこともできます。
構文
//FIELD 変数名 型 ラベル <説明>
パラメーター
名前 | 説明 |
---|---|
変数名 |
ユーザーによって選択された入力フィールド名を格納する変数。変数名をアナリティクス スクリプト内で使用することで、フィールドを参照できます。 変数名にはスペースを使用しないでください。 変数名では次の文字を使用しないでください。次の文字はサポートされていません。 ` ~ ! @ # $ % ^ & * ( ) - + = { } [ ] | \ : ; ' " < > , . / ? |
種類 |
選択できるフィールドの型。次の一覧から、任意の型または型の組み合わせを選択できます。
テーブル内の演算フィールドは、指定された型に関係なく選択できます。 |
ラベル |
ロボットで、フィールドを選択するように指示されたときにユーザーに表示されるインターフェイスラベル。例:支払日フィールド |
説明
省略可能 |
ロボットで、ユーザーに表示される入力フィールドに関連付けられた説明テキスト。説明を複数行で指定することはできますが、行を飛ばすことはできません。 この説明により、ユーザーは正しいフィールドを選択できます。例:小切手の支払日を含んでいる列を選択します。 説明は、関連する FIELD タグの下の行に入力する必要があります。 |
例
基本的な例
文字フィールドを指定します。
//FIELD v_last_name C Last Name Field
文字または数値フィールドを指定します。
//FIELD v_inv_num CN Invoice Number
高度な例
2 つの FIELD タグを指定した TABLE
次のアナリティクス ヘッダーは、スクリプトが実行される際にユーザーが v_table_payments テーブル内の 2 つの入力フィールドを指定できるようにしています。
COMMENT
//ANALYTIC テスト アナリティクス
//TABLE v_table_payments 支払テーブル
支払が記載されており、小切手番号の列があるテーブルを選択します。
//FIELD v_check_num CN 小切手番号フィールド
//FIELD v_payment_date D 支払日フィールド
小切手の支払日を含んでいる列を選択します。
END
OPEN %v_table_payments%
EXTRACT FIELDS %v_check_num%, %v_payment_date% TO t_analyze