インポートとエクスポート

インポート コマンドでは、さまざまなデータ ソースからデータをインポートできます。

データ ソースによっては、インポートの一部として、ソースデータを定義します。データの定義は、フィールド名、フィールド長、フィールド データ型などの属性を指定することを意味します。

エクスポート コマンドでは、データをさまざまなファイル形式または HighBond のリザルトにエクスポートできます。

Analytics によるデータ アクセスは読み取り専用です

データ ソースに接続するとき、またはデータ ソースからインポートするときには、Analytics は厳密に読み取り専用です。Analytics はデータ ソースのデータを追加、更新、削除できまん。また、いかなる方法でも、データ ソースを修正することはできません。この制限は、ファイルベースのデータ ソース、データベース、クラウド データ サービスといった Analytics がアクセスできるすべてのデータ ソースに適用されます。

インポートされたデータから作成される Analytics データ ファイル (.fil) も Analytics によって読み取り専用として処理されます。データ ソースからファイルを更新する以外に、Analytics は .fil ファイルを修正できません。

.fil ファイルは作成するために使用されるデータ ソースとは完全に別です。.fil ファイルを削除すると、データ ソースに影響しません。

コマンド説明

コマンド 説明
ACCESSDATA

さまざまな ODBC 準拠データ ソースからデータをインポートします。

64 ビットと 32 ビットのどちらの ODBC ドライバーを使用するかによって、このコマンドは ACCESSDATA64 または ACCESSDATA32 という形を取ります。

DEFINE TABLE DB

AX コネクターを使用してデータベース テーブルに接続し、Analytics サーバー テーブルを定義します。Microsoft SQL Server、Oracle、DB2 データベースに接続することができます。

EXPORT

指定されたファイル形式に、または HighBond 内のリザルト アプリまたはロボット アプリに、Analytics からデータをエクスポートします。

IMPORT ACCESS

Microsoft Access データベース ファイルを定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT DELIMITED

区切り文字付きテキスト ファイルを定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT EXCEL

Microsoft Excel ワークシートまたは名前付き範囲を定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT GRCPROJECT

HighBond プロジェクト テーブルをインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT GRCRESULTS

HighBond のリザルト テーブルまたは解釈をインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT MULTIDELIMITED

複数の区切り文字付きファイルを定義およびインポートすることで、複数の Analytics テーブルを作成します。

IMPORT MULTIEXCEL

複数の Microsoft Excel ワークシートまたは名前付き範囲を定義およびインポートして、複数の Analytics テーブルを作成します。

IMPORT ODBC

ODBC データソースからデータを定義およびインポートし、Analytics テーブルを作成します。

ODBC は Open Database Connectivity であり、データベースにアクセスするための標準的な方法です。

IMPORT PDF

Adobe PDF ファイルを定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT PRINT

印刷イメージ(レポート)ファイルを定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT SAP

Direct Link を使用して、SAP システムからデータをインポートし、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT XBRL

XBRL ファイルを定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

IMPORT XML

XML ファイルを定義およびインポートして、Analytics テーブルを作成します。

RETRIEVE

バックグラウンド処理に送信された Direct Link クエリの結果を取得します。