Analytics 18 でも引き続き SQL Server に接続できるように、今のうちに新バージョンのコネクターをテストして移行してください。(2024 年秋にリリース予定)
参照: 新バージョンの ACL コネクターへの移行
Concept Information
Microsoft SQL Server は広く使用されているリレーショナル データベース管理システムです。SQL Server データ コネクターを使用して、SQL Server データをインポートできます。
メモ
Analytics は任意のコネクターとして SQL Server を提供します。データ アクセス ウィンドウでこのコネクターを使用できない場合、一般的に、インストール中にコネクターが選択されていないことが原因です。詳細については、任意の Analytics データ コネクター と Python エンジンをインスト-るするを参照してください。
作業を開始する前に
SQL Server に接続するには、以下を収集する必要があります。
- データベース サーバーのホスト名
- 正しい接続ポート
- サービス プリンシパル名 (SPN) (統合 Windows 認証を使用する場合)
- ユーザー名とパスワード(標準認証を使用する場合)
- 接続先のスキーマとテーブルの読み取りアクセス
接続の前提条件の収集については、組織の SQL Server 管理者に支援を仰いでください。管理者から支援を得られない場合は、あなたまたは管理者から SQL Server のサポートにお問い合わせください。
SQL Server 接続を作成する
- Analytics のメイン メニューから、[インポート > データベースとアプリケーション]を選択します。
- ACL コネクター セクションの[新規の接続 ]タブから、SQL Server を選択します。
ヒント
使用可能なコネクターのリストをフィルタリングするには、[接続のフィルタリング]ボックスに検索文字列を入力します。コネクターはアルファベット順に表示されます。
- [データ接続の設定]パネルが開いたら、接続設定を入力し、パネルの下部にある[保存して接続]をクリックします。
デフォルトの接続名を使用するか、新しい名前を入力します。
SQL Serverの接続は、[既存の接続]タブに保存されます。今後、SQL Serverに接続するには、保存したこの接続を使用できます。
接続が確立されると、データ アクセス ウィンドウが開いてステージング領域が表示されるので、データのインポートを開始できます。SQL Serverからデータをインポートする方法については、データ アクセス ウィンドウの作業を参照してください。
接続設定
設定 | 説明 | 例 |
---|---|---|
サーバー |
SQL Server インスタンスの名前またはネットワーク アドレス。 |
|
ポート | SQL Server データベースをホストするサーバーのポート。 | 1433 |
データベース | 指定したサーバーで実行されている SQL Server データベースの名前。 | |
暗号化 |
ドライバーがサーバーへの TLS/SSL 接続のネゴシエーションを試行するかどうかを設定します。 デフォルトでは、ドライバーは、システムの信頼できる証明書ストアに対して、サーバー証明書を確認します。 別の証明書を指定するには、SSLServerCert を設定します。 |
false |
CA 証明書 |
TLS/SSL を使用して接続するときにサーバーから許可される証明書。 次のいずれかを使用できます。
コンピューターから信頼されない他の認定書はすべて拒否されます。 |
cacerts.pem |
サーバー証明書を信頼する |
Windows Integrated Security で SQL Server を認証するかどうかを指定します。 True に設定すると、Windows 認証を実行するために Windows ID が使用されます。 False に設定すると、SQL Server 認証が使用されます。 |
false |
セキュリティ接続を使用する | ドライバーが Kerberos プロトコルを使用して SQL Server への接続を認証するかどうかを指定します。 | true |
サーバーの SPN | SQL Server インスタンスのサービス プリンシパル名。 | |
ユーザー | SQL Server で認証するために指定されたユーザー名。 | |
パスワード | 指定したユーザーを SQL Server で認証するためのパスワード。 |