SFTP への接続
Concept Information
SFTP は Secure Shell Protocol(SSH)プロトコル上で実行される安全なファイル転送プロトコルです。SFTP データ コネクターを使用して、SFTP データをインポートできます。
メモ
SFTP データ コネクターを使用すると、拡張子が .xlsx と csv のファイル タイプのみをインポートできます。このコネクターのスクリプト サポートは制限されている場合もあります。
作業を開始する前に
SFTP に接続するには、以下を収集する必要があります。
- SFTP サーバーに接続するための資格情報
- SFTP サーバーのホスト名または IP アドレス。
- 正しい接続ポート
- SFTP サーバーのパス
接続の前提条件の収集については、組織の SFTP 管理者に支援を仰いでください。管理者から支援を得られない場合は、あなたまたは管理者から SFTP のサポートにお問い合わせください。
SFTP 接続の作成
- Analytics のメイン メニューから、[インポート > データベースとアプリケーション]を選択します。
- ACL コネクター セクションの[新規の接続 ]タブから、SFTP を選択します。
ヒント
使用可能なコネクターのリストをフィルタリングするには、[接続のフィルタリング]ボックスに検索文字列を入力します。コネクターはアルファベット順に表示されます。
- [データ接続の設定]パネルが開いたら、接続設定を入力し、パネルの下部にある[保存して接続]をクリックします。
デフォルトの接続名を使用するか、新しい名前を入力します。
SFTPの接続は、[既存の接続]タブに保存されます。今後、SFTPに接続するには、保存したこの接続を使用できます。
接続が確立されると、データ アクセス ウィンドウが開いてステージング領域が表示されるので、データのインポートを開始できます。SFTPからデータをインポートする方法については、データ アクセス ウィンドウの作業を参照してください。
接続設定
基本設定
設定 | 説明 | 例 |
---|---|---|
ユーザー | SFTP サーバーで認証するユーザー アカウント。 | |
パスワード | ユーザーを SFTP サーバーで認証するためのパスワード。 | |
ホスト | SFTP サーバーを実行するインスタンスのホスト名または IP アドレス。 | https://sftp.abc.com/ |
ポート | SFTP サーバーのポート。 | 443 |
パス |
SFTP サーバーの現在の作業ディレクトリ。作業ディレクトリを変更するには、絶対ディレクトリ パス、またはこのプロパティの既存の値に関する相対パスに設定します。 |
詳細設定
設定 | 説明 | 例 |
---|---|---|
鍵サイズの上限 | 主キー列の最大長。 | 255 |
Long Varchar にマッピング | このプロパティは、列が SQL_LONGVARCHAR として返されるかどうかを制御します。 | -1 |
WVarchar にマッピング | このプロパティは、文字列タイプを SQL_VARCHAR ではなく、SQL_WVARCHAR にマッピングするかどうかを制御します。 | |
擬似列 |
この値は、擬似列を列としてテーブルに含めるかどうかを指定します。 この接続設定の値は、"Table1=Column1, Table1=Column2, Table2=Column3" の形式です。 |
|
SSL サーバー証明書 |
SSL を使用して接続するときにサーバーから許可される必要がある証明書。 次のいずれかを使用できます。
コンピューターから信頼されない他の認定書はすべて拒否されます。 |