データのエクスポート
Concept Information
その他のアプリケーションでデータを使用できるように Analytics データをその他のファイル形式にエクスポートできます。
- Microsoft Excel (*.xlsx、*.xls)
- テキスト (*.txt)
- 区切り文字付きテキスト (*.del)
- カンマ区切り値 (*.csv)
- Microsoft Access (*.mdb)
- XML (*.xml)
- JSON (*.json)
- dBASE III PLUS (*.dbf)
- ほかのドキュメントまたはアプリケーションに貼り付けられる Windows のクリップボード
メモ
古い Excel ファイル (*.xls) および Microsoft Access ファイル (*.mdb) にエクスポートするには、32 ビット Microsoft Access データベースエンジンがインストールされている必要があります。詳細については、Microsoft Access データベースエンジンを除外するオプションを参照してください。
Analytics データを Diligent One アプリにエクスポートすることもできます。
- 例外をリザルト アプリへエクスポートを参照してください。Results
-
圧縮された CSV ファイル(*.csv.gz)を HighBond ロボットまたはロボット アプリのワHighBond robotークフローロWorkflow robotボットにエクスポRobotsート
詳細については、Diligent One のロボット アプリへのデータのエスポートを参照してください。
エクスポートされたファイルを開く
Analytics の[結果]タブで、エクスポート コマンド ログ エントリの画面表示には次へのリンクが含まれます。
- エクスポートされたファイル
- ファイルを含むフォルダー
リンクを使用すると、直接 Analytics からファイルとファイルを含むフォルダーを開くことができ便利です。
エクスポートされたファイルはファイル拡張子に関連付けられたアプリケーションで開きます(アプリケーションがコンピューターにインストールされている場合)。
Excel へのエクスポート
Analytics テーブルを個々の Excel ワークシートとして、新しく作成された、または既存の Excel ファイルへエクスポートすることができます。既存の Excel ファイルへのエクスポートは *.xlsxでのみサポートされています。
文字およびサイズの制限
データを Excel ファイルにエクスポートするときには、以下の制限事項があります。
制限 | 詳細 |
---|---|
レコード数 |
この最大件数を超える Analytics テーブルでもエクスポートは行えますが、上限を超えた分のレコードは無視されエクスポートされません。 |
フィールドの長さ |
|
フィールド名の長さ |
|
ワークシート名の長さ |
Analytics テーブル名は、ワークシート名として使用する場合には、31 文字を超えていると Excel へのエクスポート時に切り捨てられます。 |
古い Excel ファイル(*.xls)にエクスポートされた日付時刻および時刻データ
古い Excel ファイル(*.xls)にエクスポートされた日付時刻および時刻データは、最初に Excel ファイルを開いたときに正しく表示されない場合があります。日付時刻の場合は日付部分しか表示されず、時刻の場合は "00/01/1900" と表示されるかもしれません。Excel ファイルには日付時刻や時刻データが正しくエクスポートされています。ただし、Excel 側でそのデータが適切に表示されるよう、セルの書式を変更する必要があります。
サーバー テーブルのデータのエクスポート
サーバー テーブルからエクスポートされたデータをサーバーに保存することはできません。サーバー テーブルおよびローカル テーブルのデータは、ローカル コンピューターにエクスポートすることができます。
手順
Analytics テーブルのレコードまたはフィールドの一部または全部を、別のアプリケーションで使用するためにエクスポートすることができます。

エクスポートするフィールドを指定する
- 。
- [メイン]タブで、次のいずれかを選択します。
- フィールド エクスポートするフィールドを指定します
このオプションを選択すると、テーブル レイアウトの物理フィールド名を使用して、フィールドがエクスポートされます。
フィールドの名前変更の詳細については、テーブル レイアウトのフィールドの名前を変更するを参照してください。
- ビュー 現在のビューのすべてフィールドをエクスポートします
オプションを選択すると、列表示名を使用して、フィールドがエクスポートされます。フィールドは、ビューに現れる順序と同じ並びでエクスポートされます。
列の名前変更の詳細については、ビュー内の列名の変更を参照してください。
- フィールド エクスポートするフィールドを指定します
- [フィールド]を選択した場合は、次のいずれかを行います。
- [エクスポートフィールド]リストからエクスポートするフィールドを選択します。
- [エクスポートフィールド]をクリックして、フィールドを選択するか、または式を作成します。
エクスポートする形式を選択する
[エクスポート形式]ドロップダウンリストからエクスポート形式を選択し、以下のガイドラインに従います。
エクスポート形式 | ガイドライン |
---|---|
区切り文字付きまたは テキスト (またはカンマ区切り値) |
次のいずれかを実行します。
ヒント カンマ区切り値ファイル (*.csv) にエクスポートするには、[区切り文字付き]を選択し、[列区切り文字]ドロップダウンリストでカンマ (,) を選択します。[エクスポート先]フィールドでエクスポート ファイル名を指定するときには、.csv ファイル拡張子を含めます。例:vendors.csv |
Excel (.xlsx) |
次のいずれかを実行します。
|
XML |
|
Unicode 版の Analytics からエクスポート |
次のいずれかを実行します。
メモ Unicode オプションは、クリップボード、区切り、テキスト、または XML にエクスポートするときにのみ使用できます。 詳細については、Diligent Unicode 製品を参照してください。 |
HighBond (Diligent One ユーザーのみ) |
|
ロボット (Diligent One ユーザーのみ) |
|
エクスポートの最終処理
-
現在のビューの中に処理から除外したいレコードがある場合は、[If]テキスト ボックスに条件を指定します。直接入力するか、または[If]ボタンをクリックし、式ビルダーを利用して IF ステートメントを作成します。
メモ
If 条件は、任意の範囲オプション(先頭、次へ、While)が適用された後に、テーブルに残るレコードに対してのみ評価されます。
IF ステートメントは、ビュー内のすべてのレコードを判断し、指定された条件を満たさないレコードを除外します。
- 次のいずれかを実行します。
[保存先]テキスト ボックスで、エクスポートされたデータを格納するファイルの名前を指定します。
[保存先]ボタンをクリックして、[保存]または[ファイルを保存する名前]ダイアログ ボックスでファイル名を指定するか、または既存のファイルを選択します。
Analytics によってテーブル名があらかじめ設定されている場合は、その設定されている名前を受け入れることも、あるいは変更することもできます。
メモ
クリップボードにデータをエクスポートする場合は、ファイルにデータを保存しないため、[保存先]テキスト ボックスは無効になります。
- [詳細]タブをクリックします。
-
[適用範囲] パネルで、適切なオプションを選択します。
- すべて
- 先頭
- 次へ
- While
詳しく表示
適用範囲オプション 詳細 すべて (デフォルト) ビュー内のすべてのレコードを処理することを指定します。 先頭 テキストボックスに数を入力します。ビュー内の先頭レコードから処理が開始され、指定した件数のレコードのみが処理対象とされます。 次へ テキストボックスに数を入力します。ビュー内の現在選択したレコードから処理が開始され、指定した件数のレコードのみが処理対象とされます。行内のデータではなく、ビュー内の左端列で実際のレコード番号が選択されている必要があります。 While WHILE ステートメントを使用して、特定の条件または条件のセットに基づいてビュー内のレコードの処理を制限します。
[While] テキストボックスに条件を入力するか、または [While] ボタンをクリックし、式ビルダーを利用して WHILE ステートメントを作成します。
WHILE ステートメントでは、指定した条件が true と評価される間のみ、ビュー内のレコードを処理することができます。条件が false と評価されるとすぐに処理が終了し、それ以上レコードは判断されません。
While オプションは、"すべて"、"先頭"、または "次" オプションと組み合わせて使用することができます。1 つの制限に達するとすぐに、レコードの処理が停止します。
メモ
[先頭] または [次] オプションは、テーブル内のレコードの物理的な順序またはインデックス付けされた順序のいずれかを参照します。[先頭] または [次] では、テーブル ビューに適用されたフィルタリングまたはクイック ソートは無視されます。ただし、分析操作の出力結果ではすべてのフィルターを考慮します。
ビューでクイック ソートが実行されている場合、"次" は "先頭" のように動作します。
- 区切り文字付きテキス ファイルまたはテキスト ファイルにエクスポートするとき、エクスポートされたデータを既存ファイルの末尾に追加したい場合は、[既存のファイルに追加する]をオンにします。
- [OK]をクリックします。
- 上書きを確認するメッセージが表示されたら、適切なオプションを選択します。