Analytics のスクリプト作成

スクリプト作成は、Analytics での作業を自動化する方法です。スクリプトを作成せずに、アドホックまたは手動によって、Analytics を使用して、さまざまな価値を得ることができます。ただし、Analytics の価値、能力、および効率を最大化するには、スクリプトを作成する必要があります。

ですが、幸いにも、Analytics には、初心者でもスクリプトを比較的容易に作成できるツールが用意されています。

Analytics スクリプトの機能

Analytics の強力なスクリプト言語である ACLScript を使用して、スクリプトを記述します。ACL は監査コマンド言語を表します。

Analytics スクリプトとは、特定のタスク、またはいくつかの関連するタスクを実行する、一連の ACLScript コマンドです。スクリプトは、Analytics の能力を活用する鍵です。

  • 1 度に複数のコマンドを実行する

    スクリプトは、複数の Analytics コマンドを組み立てて、それらを連続したシーケンスで実行できるようにします。

  • 繰り返しの自動化

    スクリプトは繰り返し実行することができます。同じ分析テストや、同じ分析関連のタスク、たとえば、特定のデータ ファイルのインポートや準備などを定期的に実行する場合には、労力が大幅に軽減されます。

  • 一貫性の確保

    スクリプトは、実行されるたびに、同じコマンドを同じ順序で実行することによって、一貫性を確保します。

  • 分析の共有

    スクリプトは移動可能かつ共有可能です。他のユーザーに送信したり、ネットワークの場所で利用可能にしたり、Analytics プロジェクト間でコピーしたりすることができます。

  • 専門知識の拡充

    スクリプトは、熟練の Analytics ユーザーが分析テストを開発し、スクリプトを記述することがないユーザーとそのテストを共有できるようにします。

  • ユーザー操作の許可

    スクリプトで、ユーザーに入力を求めることができます。つまり、ユーザーが独自に名前付きのテーブルやフィールドに対して、独自の入力条件を使用してスクリプトを実行できるように設計することができます。

  • 自動実行のスケジュール

    スクリプトをスケジュールしたり、無人で実行したりすることができます。これにより各社では、時間のかかるデータ処理を夜間に実行したり、自動化された分析または継続的な分析のプログラムをセットアップしたりすることが可能になります。

コア スクリプト リソース

Analytics スクリプトを作成するユーザー向けのコア リソースは ACLScript 言語リファレンスです。このリファレンスでは、すべての Analytics コマンド、関数、アナリティクス タグについて詳細に説明し、さまざまな例やコード スニペットを提供しています。

スクリプト チュートリアル

さまざまなチュートリアルが用意され、Analytics でのスクリプト作成の基本について説明します。スクリプトの基本を参照してください。

スクリプトの操作

Analytics ユーザー インターフェイスでのスクリプト作成の基本事項と、各種スクリプト作成ツールについては、スクリプトの操作を参照してください。