Analytics のコマンドまたは一連のコマンドを実行して出力テーブルを作成する場合、そのプロセスのレコードがテーブルに保存されます。このレコードがテーブル履歴です。以下が含まれます。
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出力テーブルが作成された日時
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ソース テーブルの名前、暫定テーブル、および新しい出力テーブル
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出力テーブルを作成するために使用されたコマンド、または一連のコマンド
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入出力レコードの数
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コントロール合計(指定した場合)
テーブル履歴の有用性
テーブル履歴は、特定のテーブルがどのように生成されたかを再確認したり、実行された正確なステップやデータ変換を確かめたりする必要がある場合にとても有用です。
また、テーブル履歴にあるコマンドの詳細を開いて、構文をコピーすることもできます。構文をコピーすると、スクリプト開発の進行中にステップを簡単に複製したり、既存のスクリプト ロジックを出発点として使用したりできます。
テーブルの履歴を表示する
テーブル履歴には、テキスト ベースとビジュアルという 2 つの異なる表示方法があります。ビジュアル テーブル履歴を使うことで、出力テーブルに至るまでのコマンドのフローやシーケンス、およびソース テーブルや暫定テーブルを簡単に確認できます。
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テーブルの履歴を表示するには、以下のいずれかの手順を実行します。
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ナビゲーターの[総覧]タブでテーブルを右クリックし、[テーブル履歴]を選択します。
表示領域にビジュアル テーブル履歴、および関連付けられているテーブルが示されます。
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テーブルを開き、Analytics メイン メニューから[ツール] > [テーブル履歴]の順に選択します。
表示領域にビジュアル テーブル履歴が示されます。
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テーブルを開き、コマンド ラインに DISPLAY HISTORY と入力して Enter を押します。
表示領域にビジュアル テーブル履歴が示されます。
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ビジュアル テーブル履歴で、コマンド名を含むダイヤモンドのいずれかをダブルクリックすると、読みやすい表示でコマンドの詳細を確認できます。
[コマンドの詳細]ダイアログ ボックスが開きます。表示領域で切り捨てられたコマンド構文も、コマンドの詳細では完全に表示されます。ダイアログ ボックスから構文をコピーして、スクリプトまたはコマンド ラインに貼り付けることができます。
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表示領域下部にある[テキスト]を選択すると、テキスト表示形式のテーブル履歴に切り替わります。
テキスト形式のテーブル履歴では、コンテンツをコピーしたり印刷したりするオプションがあります。